映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

「第1回日本ホラー映画大賞受賞作品」3856本目<KINENOTE未掲載>

U-NEXTにこんなのが入ってたので見てみました。これ毎年やってるのね。第1回は2022年。7本入って105分、1本あたりの長さはまちまちです。それぞれ感想書きますね。

『私にふれたもの』監督:藤岡晋介・武田真悟
よくできた短い映像でした。ふれる必然性はあるような、ないような。怖くはなかったかな。

『その音がきこえたら』監督:近藤亮太
電話の向こうで暗くしゃべる旧友の映像がいい感じにホラーです。でもストーリーは重くない。
『傘カラカサ』監督:ヤマモトケンジ
からかさおばけだ…。OLの女の子が料理下手とか、最初にやられる女の子の素性が本当は存在しない?とか、注意があっちこっちにいってしまうけど、傘は怖かった。
『招待』監督:三重野広帆
お化け屋敷的ホラー。怖がるほうの警察の人たちの行動がよわすぎるけど、女子高生は怖かった。
『closet』監督:中野滉人
この人は何の締め切りに追われてるんだろう。迫ってくる足はなかなか怖かった。
『父さん』監督:平岡亜紀
会社に行き、忘れ物としたといって帰ってくる父さん。LINEにメッセージ送ってしまうのはなぜだろう。
『みなに幸あれ』監督:下津優太。
お年寄りが突然固まった状況は、なんかとても怖いですね。相当アンモラルな方向へ向かう人でも、お年寄りをいためつけるのはためらうので、よくそっちに踏み込んだ、ずるい、という気がするくらいでした。