映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マッテオ・ガローネ 監督「五日物語 3つの王国と3人の女」3931本目

ずっと「ごがつものがたり」だと思ってた。どうりで検索にひっかからないわけだ。(何が5日なんだろう?)

怖い童話の実写化。なかなか面白かった。完全に中世の装束なんだけど、若く美しくなりたい気持ちや、悪戯をして入れ替わったりしたい気持ちは普遍的で何の違和感もなくストーリーに入っていけます。

それにしても、鬼に嫁がされた王女の顛末はすさまじくて鳥肌ものですね。素晴らしい。王女ヴァイオレットを演じたベベ・ケイヴってなんとなく既視感があるんだけど、英語のWikipediaもコンテンツ少なく、その後の活躍の記録があまりありません。この映画ではすごくよかったけど。(フローレンス・ピューが演じてもよさそう)

まったく期待せずに見てこの充実感。おとぎ話はもともと、このくらい怖いものだと思うので、大変良いと思いました。