アフガニスタンを逃れたゲイの若者の自分語りにアニメーションをつけた作品。アニメーション映画だけど、声が生なのでドキュメンタリーでもある。実映像じゃないことは、普遍性を高めてると思う。生々しさもすこし減るけど肉声のパワーはやっぱり感じられる。
私が卒業した女子大で、アフガニスタンから女子学生を呼んで一緒に勉強していた時期があったけど、かなり遠い昔だ。そのときは、小さい効果しかないかもしれないけど、だんだん世界は良くなっていくと思ってた。でも世界って流転して繰り返して、いいことも悪いこともサイクルから逃れるのは難しいものなんじゃないかと思うようになった。年を取りすぎてしまった。(伊坂幸太郎の「ペッパーズ・ゴースト」を読んだからかも)
私自身はもちろん、国を追われたことはないし、人付き合いが下手だけどまあまあ平和に暮らせてるけど、サイクルから飛び出すことってできるんだろうか。ちょっと、やってみたい気がしてる。
