2024年キネマ旬報ベストテン9位だったのね。ものっすごくテレビ的で、なんかチャカチャカしたものを見せられている感じがするんだけど、どの辺がそう感じるんだろう。
人気俳優が次々と登場し、ストーリーの進行も早い。クリスマスケーキみたいに豪華だけど、全然胸に迫ってこないのは、たぶん、はなから人間を描く気がないのかな。セリフや行動で満島ひかりの性格を伝えようとしていることはわかるけど、実在感がないキャラクターだな。生意気なお嬢ちゃんというだけで仕事ができる感じもしないし、大企業のセンター長であるはずもない。作った人たちは、フィクションとしてはこれでいいと思ったかもしれないけど、Amazonとかヤマト運輸とかの人たちは、これ見たら腹立つだろうな、俺らの仕事なめるのもいい加減にしろって。
これを、しぶーいキャストで地味に作ったら、もしかしたらグッとくる作品になったかもしれません。刑事コロンボ的な。
