映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

カイル・ニューアチェック監督「マーダーミステリー」4017本目<KINENOTE未掲載>

これはアメリカ映画だけど日本では公開されてないみたい。忽那汐里が資産家のおじいさん(テレンス・スタンプ)の若い妻の役で出てます。可愛い。若い。

主役はジェニファー・アニストン演じる美容師とアダム・サンドラー演じる刑事(?)の夫婦。ハネムーンに行けないまま結婚15年、やっと出かけたヨーロッパへの飛行機のなかで出会ったのは大富豪。彼から豪華ヨットの旅に誘われて乗ってみたら、殺人事件が次々に起こり、彼らは容疑者に。というストーリー。徹頭徹尾コメディです。元気でおっちょこちょいな主役夫婦がはしゃぐ感じがNetflixっぽいなぁ。楽しくていいけど。

機内で夫のいびきがうるさいので耳栓を頼んだら、エコノミークラスなので「9ドルです」と言われたので妻がファーストクラスに忍び込み、席の耳栓をくすねてバーで飲んでいたら身なりのいい男性に声をかけられる、ってエピソードなんか、ほんとにアメリカの普通の人たちにひびくだろうなぁ。日本でもひびくけど。

お金はないけど美人でセンスもいい(美容師なので)女性って、すごく好感度高いよなぁ。努力すれば自分たちもあんな風になれるかも、って。夫のほうは鼻ひげとサングラスで、フレディ・マーキュリーふう。実は昇進試験に何度も落ちてまだ”刑事”じゃないことを妻に言えずにいる、というあたり、共感ポイントなのかも。主役が身近なのって、大事というか必須だよな…。でもジェニファー・アニストンもアダム・サンドラーも、何十億ドルも稼いで「米国で最も稼いだ俳優」になったことがあるらしい。普通っぽさが特徴の人たちのサクセス・ストーリーも共感ポイントなのかもしれません。