ドキュメンタリー上映会で鑑賞してきました。イラン制作の映画で、まずコーヒー発祥の話(カルディのコーヒーの袋とかにいつも書いてるやつ、アフリカ大陸でヤギが食べて元気になる赤い実を人間も摂取してみた…とかっていう)から、トルコからイギリスを経てイランに渡った主にアラビカ種のコーヒー、ベトナムで多く栽培されているロブスタ種のコーヒーなどを紹介してから、いわゆるサード・ウェイブ・コーヒー(ファーストはインスタントや安い豆の量産型→セカンドはスタバに代表されるエスプレッソ/ラテ→サードはシングルオリジンのスペシャルティコーヒー)の次に来るのは何か?ロブスタ種の品種改良に期待している…という流れでした。
コーヒーや喫茶文化についてはこの本に詳しかったなぁ。(増永菜生「カフェの世界史」)
全体としては、イランで作られた映画なので、ベトナムの様子もペルシャ語で語られているのですが、アラビカ種とロブスタ種のコーヒー畑からの収穫、豆の精製の様子をちゃんと映像で見たのは多分初めてで、世界中のインターネットに今はもう、どんな映像でも載ってると思っていても、こういう嬉しい映像との出会いがまだまだあるんだなと思いました。
製作年度は2021年。ブラジルの大規模な不作のために豆の価格が高騰し始める前じゃないかと思います。不作もあるけど、国によっては、豆より収入がいい別のものに土地を転用しつつあると聞いたこともあります。カフェの豆の値段はもうびっくりするくらい高くなってるけど、この先安くなる日がくる気がしません…。
といっても日本の事情を追加すれば、サードウェイブどころか、日本にはファーストウェイブと同時くらいからスペシャルティコーヒーを出す店もたくさん出展されていて、ある日やってきたエスプレッソブームを経て、昔ながらの喫茶店がカフェに様変わりしただけ、とも言えます。昔から、何にでも凝りたがる日本人。今も昔ながらの形態を続けるみなさんにはリスペクトしかありません。(昨日も行って豆を爆買いしてきた)
コーヒーはずっと私の趣味のトップ(近く?)にありつづける予定。生産者のみなさん、カフェのみなさん、今後とも応援してます。