映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-01-08から1日間の記事一覧

佐伯清監督「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」190本目

1966年作品。「女囚さそり」をクリアした私でも、珍しく最後までじっくり見るのがちょっとツラかったです。歌舞伎をみてると勘違いしそうな道徳観で、舎弟を守るために赤の他人を殺し、隣の組のなわばりを荒らし、と血なまぐさいのですが、メインの仕事は石…