2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
U-NEXTに追加されていたので見てみました。勇気を出して、がんばって原作を読んだのは7年前。おどろおどろしく、独特の世界観が徹底していて、かなりはまって読んだ記憶があります。 この映画はロケ地が美しい。上海なんですって?みごとなロケ地です。昭和…
カティ・オウティネンさん(オフィーリア)が、名画”オフィリア(の川流れ)”のポーズで浴槽に沈む・・・。 この作品のハムレットはなかなか悪いやつなんだけど、その友達はもっと悪くて、いい奴なんてあんまりいない映画でした。今世紀になってから流行して…
カラマリってフィンランド語でもイカのことなんだ。このフランクの群れはフィンランドのイカ漁組合、ってことかな。彼らは現状の生活に行き詰まりを感じていて、町の反対側にある「エイラ」という場所を目指すけど、なぜか次々に殺されていく。 1回流して見…
1928年、ほぼ100年前の作品。 この映画、「午前0時の映画祭」かな?オンライン配信で最後まで見損ねて、そのままになっていました。長年、いつか見ようと思ってて。これくらい古い作品だとYouTubeや廉価DVDで見られたりするけど、画質がひどかったり日本語字…
愚かな恋をしたり性愛におぼれたりするのは、男も女も平等。・・・しかし、ふつうのまじめな女の子が中年男に惚れてしまって妙な道をまっしぐら・・・というのは、ホストに入れ込んで売春から抜け出せなくなる若い娘を見てるようで痛々しくもある、日本以外…
公開当時この映画が気になってたのでした。この作品は題材も舞台もわりと地味で新人監督の作品なので、見逃してもおかしくないけど、見つけられてよかったです。 何年か前にタゴールの詩集「ギタンジャリ」を読んだのは、瞑想に凝ってた頃にどこかで見たのか…
まずタイトルがいいよね。バラライカという楽器は、ビートルズの「バック・イン・ザ・USSR」でもロシア(当時はソ連)を象徴する楽器として歌詞に使われてたっけね。このコンサート、当時友達からCDのサンプル盤をもらったので何度も聞きました。映画だった…
何で今まで見てなかったんだろう。ハードロック世代とパンク世代のはざまで育って、同い年でもパープルツェッペリン、あるいはストーンズからブルースやジャズへと行く人たちに背を向けてパンクに走った最年長のパンク世代だと思うのですが、教養としてこの…
「チャイナタウン」の二匹目のどじょうだそうです。どこもチャイナ出てこない・・・と待って47分経過後にやっと現れるチャイナマン、めちゃくちゃ見覚えあると思ったらやっぱりエブエブのジェームズ・ホンですね。前作「チャイナタウン」も、彼の存在と、ジ…
すごく不思議な、変な映画だった。萩原健一がブルースではなく浪花節をがなりたて、遊女の田中裕子(びっくりするくらい綺麗)がアメリカのドレスを身に着け、沢田研二はあやしげな興行師をやっている。場面場面のつながりが希薄だったり、ストーリーが全然…