2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
チャオ・タオって綺麗で複雑で、いい女優さんですね。 同じ監督の「罪の手触り」が、好きな映画というのではないんだけど、とてもよかった。この女優さんは忘れられない一人になりました。 この映画の方が「罪の」より起承転結?で追いやすいんだけど、19…
やっぱり音楽がいい。これは平沢進。P-MODELの。映画は、なんか「クラウド・アトラス」みたいじゃない? とか「イントレランス」系。つまり時空を超えて同じ人たちが生まれ変わり、出会っては別れ、というのを順不同に繰り返す形式の映画。 ただしこの映画は…
2008年といえばもう9年前。 「イレブン・ミニッツ」がなかなかスリリングだったので早速同じ監督の作品を見てみたわけですが、こっちはわずか94分の映画なのになんだかゆっくりと、見方によっては”冗長”にも見えかねません。とはいえ、2本目を見るとその監督…
2003年の作品。 冒頭からワクワク、ゾクゾク、しますね。何がこんなにそそるんでしょう。 「パプリカ」で惚れた(ときにはもうとっくに亡くなっていましたが)今敏監督の作品で、今度は音楽がムーンライダース。いい趣味してるなぁ全く。 なんかこの監督の作…
うーむ、響かなかったなぁ。 西島秀俊と竹内結子、と聞いた時点で、ちょっと食指が止まる。それぞれすっごく魅力的な俳優さんだけど、この二人を並べた時点で(もっというと、香川照之がサイコパスで東出昌大が同僚、というのも含めて)、なんか見る前から全…
なかなか変わった映画だな。 アイルランド・ポーランド合作とあるけど、英語じゃないし、製作スタッフも出演者の名前も東ヨーロッパっぽいから、ポーランド映画といったほうが良さそう。「変わった映画」というのは、オムニバスドラマのようで、結構悲惨なん…
面白かった。考えさせられるなぁ。 エクスマキナって言葉、出てきたっけ?「元機械」ってこと? エヴァちゃんが可愛いくて、だけど機械っぽくて、こんな可愛くてつめたいロボットが世界のどこかにいるかも、という気がしてきます。 作りによっては、技術礼賛…
原作の作家も映画の監督も好きなんだから、こんな力作レンタルになる前にたまには映画館行けよ、私。宮崎あおい、すごい女優さんだと思った。立派な役をやるときの彼女はいつも同じような気がしてたけど、汚れ役をやると、かえって彼女の強い輝きが際立つよ…
1939年のアメリカ映画。西部劇の有名な作品。 私にとっては、小さい頃に学校の音楽のほんか何かにこの映画のテーマ曲が載ってたのを覚えてるくらいで、西部劇はあまりピンとこない世界だなぁと思ってました。この間グランドキャニオン近辺を旅行して、この映…
うすらせつなーい、うすらさびしーい気持ち。 佐藤泰志が原作の作品には、どんなに若くてパワフルな俳優さんたちが演じても消せない灰色みたいなものが浮かんでいるのが不思議。 不思議で、雨ふりの空みたいに、暗くて美しい。この作家もしかしたら、感受性…
うーん。この映画は、面白いのか? 題材があまりにもショッキングで、(一方、どこか、その世界では当たり前と言われればそんな気もする)もともと事実がこんなにいっぱいあって広く知られてるのに、それを「暴く」ことがスクープだというのがどうかしてる、…