2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
1983年作品。 この映画、なにかの二本立てで当時見たのを覚えてます。 そんなに映画を見なかったころ。バカバカしいお子ちゃま映画だけど面白い、と思った記憶があります。 そして主役のトムクルーズ少年の美貌と魅力。レベッカ・デモーネイのセクシーさ。 …
1992年の作品。もう22年も前か。 カンヌで2年前にパルムドールを取った大御所の監督で、その受賞作は愛にあふれた作品だったんだけど、初期は背筋が凍るような、”本当の冷酷さ”を取り上げた作品も多いです。「ファニーゲーム」がかなり怖かったし、「隠され…
1963年作品。 京都にあった遊郭の、若い遊女と幼なじみの僧との、若さゆえの悲恋の物語。 吃音の学生僧の話といえば、1958年の市川雷蔵主演「炎上」がありました。一瞬、原作が同じだっけ?と思ってしまったけど、こっちは水上勉、あっちは三島由紀夫。モチ…
原題どおりだけど、なんてシンプルなタイトル。 地味すぎないか? でも、いい映画だ。 売れなくなった歌手を演じるジェフ・ブリッジスが、ちゃんとステージではカッコよく、別人みたいに部屋ではヨレヨレで、なんとも実在感があります。歌もとても良いです。…
3時間半という長尺。 1回30分とすると7回分という、連続ドラマ並みのボリュームです。 50歳になる京マチ子の妖婉さ!とかに目がくらんでなかなか気づかなかったのですが、キムタクが主役をやったドラマを途中から見たのを思い出しました。 1974年の東京の…
グレース・ケリーは現代的で知的で美しいし、彼女と一緒にドキドキするけど、コアの「事件」のインパクトがわりと小さい。美しいグレース・ケリーが、療養中の彼氏のところに着てくるファッションショーのような豪華なドレスも、行き交うアパートの住人達も…
ほとんど脚本なしで撮られたんですって?トーク番組みたいに、出演者たちが自然体です。彼女たちと一緒に渚にられたらいいな、と感じさせる映画でした。宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵。このなかで宮崎あおいと吹石一恵は、力が抜けてる演技を…
ちょっと期待しすぎてしまったかな。 この映画の上映が一通り終わった頃にテレビでやった、辞書編集部のドキュメンタリー番組を見て、一通り「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とかをやってから見てしまいました。知らなくていいあらすじも知ってしまってた。 ちょっ…
演技らしい演技なし、普通の人たちが表情を作ることもなく、淡々と暮らしてる。どこかで誰かがちょっと悪いことを思いついて、誰かがこんな風に巻き込まれて、ひっそりと町から消える。アパートの隣の部屋でそんなことが起こってるんじゃないかと思わせてし…
1953年って思ったり昔の作品だなぁ。 小さい頃にテレビで見たことがあるような気がする。 ストーリーは、なかなかスリリングで、ヒッチコックとか好きなのかなこの監督、と思いましたが、悪妻マリリン・モンローのカラミは割合あっさりしています。すごくき…
1978年の作品。 永島敏行は驚くほど変わらないですね。森下愛子は今もきれいだけど、少女時代は妖精のようです。 まじめに凝視すると、こんなにスポーツマンで頭もよくて、育ちのわりに上品な少年が、思いつきで友達の少女たちの売春を手伝ったり、急にかっ…
1997年の作品か。 ウォン・カーウァイ 監督の作品は、この頃「恋する惑星」も「天使の涙」も「欲望の翼」も見たけど、この映画はホモセクシュアルものだと聞いたからか、見ないままでした。ツタヤでも貴重品コーナーにしかなかったのに、再発してくれて本当…
泣いたーーー! 人物がみんな生き生きと生きていて(あるいは死に死にと生きていて)、何があってもどんな目にあっても、誰も安易に「絶望」なんてコトバを使ったりしないで、家族を思ったり、みんなで笑い合える時間を大切にしたりして、ちゃんと生にしがみ…
強烈に宗教的な作品、という印象です。 見るのは2回目なんだけど、1回目のときは感想が書けませんでした。フェリーニの「道」を見たときと感触が近く見えて、大人の意図が強すぎて5歳の子どもの世界にどうしても入っていけないのです。大人たちの争い、大…
一番印象に残るのは、(連ドラ「ごちそうさん」で主人公の長男をさわやかに演じた)菅田将暉の魅力。 その次に、木下美咲が演じる、女のしぶとさ。同じものを、仁子=田中裕子も琴子=篠原友希子も持っています。 光石研演じる暴力夫は、映画のなかでは怪獣…
いつもの、ゆっくり流れるように動くカメラ。サビーヌ・アゼマとアンドレ・デュソリエの、大人の屈折した恋。 ふつうはストーカー的な部分に焦点を当てた映画になりそうなものだけど(する方とされる方が途中で逆転する)、何もかもが「まあ、あれもそれも、…
これはまた楽しい、ミュージカル映画。 先に「6つの心」を見たので、しっとりと演じ上げるドラマかを期待してしまって少しびっくりしましたが、だんだん楽しくなってきました。 登場人物が、それぞれすごく魅力的です。個性的で、自分をよくわかってるから…
「去年マリエンバードで」があまりにもツボだったので、借りてみました。 この映画もツボでしたね。なんでこう好きなんだろう。 登場人物の造形がなんともいえません。 みんな普通なんだけど、ちょっとクセがあって、ちょっと恥ずかしいことがある。 見てい…
1967年作品。 ダーティハリーの監督か。無頼な男達の映画を撮る人なんですね。 この映画は、たまたま見たんだけど、冒頭から引き込まれました。音楽がすごくカッコ良くて、私が一番憧れてた頃のアメリカを思い出させます。よく考えてみたら、多分「大草原の…