2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ジョージア フランス イギリス ドイツ合作映画で、イランからヨーロッパに亡命している監督がジョージアで撮影した作品・・・という、極東の島国の私には理解するのが難しい状況で作られた作品。言語は何語?と思ったら、キャストは現地ジョージアの人たちで…
激情型(劇場型?)姉妹の悲恋物語にもできる題材だと思うんだけど、とても硬質な法廷ドラマとなっています。 新藤兼人の脚本が締まってますが、彼自身が監督したら、多分もう少しほろりとくるドラマになったんじゃないかな? 年齢を経た男女でなく、あえて2…
こういう映画なのか。 たくさんの男女が行き交うけど、時系列が並んでいて、ときどき時刻が表示されるので、あまり混乱せずに見られます。エロ映画ではないけど、舞台は歌舞伎町のラブホテル。 フロントがネットカフェみたいだ。廊下が真っ暗で、後ろ暗い感…
偉大なるイザベル・ユペール様の問題作ということで楽しみにしてました。公開初日に映画館で見るのなんて、私としては珍しいのです。しかし予告編はミスリーディングですよね。「ファーゴ」が、怖い映画みたいに宣伝されてたのにほぼコメディだった、という…
1953年の作品。 バート・ランカスターというのはこういう男か。いい男ですね。ジョージ・クルーニー的。 デボラ・カーというのはこんな女性なんだ。いい女だなぁ!シャーリーズ・セロン的。 つまり典型的な美男美女による美しい不倫。 というのだけがテーマ…
これはまた昔の映画だな。1982年といったら今からさっ35年も前! 「エディ・マーフィー 現在」の画像検索結果を見たら、この映画のときと「ビバリーヒルズ・コップ」のときと現在が全く変わってなくてびっくり。ジャケットに写ってる主役の髪型がプレジデン…
本家フランス映画のリメイク。これは2010年の制作だそうです。 冒頭とか設定とかが違う。パーティの主催者ではなくて、ハイソなグループに入りたい男の上昇志向がポイントになってる。まだ結婚してなくて、ほぼ婚約者vs一度過ちを犯した昔の女、という形。(…
2014年のカナダ映画。 グザヴィエ・ドランが英語しゃべってる。ネイティブじゃないという感じはないけど、フランス語の方が自然な気がする。。。誰もが愛するものを失うという、悲しみに満ちた映画なんだけど、全員大人なので誰もオイオイ泣いたりしません。…
1973年にアメリカで作られた映画。そんなに前なんだ。 てことは錬金術師は息子じゃなくて監督本人なんですね。相変わらずのホドロフスキー節。 全裸、というより、性器まるだしという表現の方が合っているような。 丸鶏の磔の群。王様の格好をさせられたカメ…
1976年の作品。 子供たちが演じることもあり、作られた時代がわかりにくい映画なのですが、音楽が・・・「ベンジー」を思い出してしまった。私のイメージする一番いい時代のアメリカ。穏やかで優しい音楽で、いきなりしっとりとしてしまいます。私の大好きな…
元・大統領の料理人、元・南極料理人 で今は多分地上の料理人、の映画。 南極から始まるので、ちょっと混乱した。どっちの立場も相当レアで、物語になりやすい職業だと思うけど。食べたことはおろか、見たこともないような美しく美味しそうなお料理がたくさ…
「奇人達の晩餐会」も面白かったけど、同じ監督のこの映画も最高でした。 え?主役の名前がまたFrancois Pignon?この間みた「奇人達の晩餐会」の模型作りも、そんな名前だったぞ。 全然キャラクター違うんだけど、彼もこの人も経理畑の”面白みのないおバカ…
1998年の中国映画。 冒頭に、白と赤のスープが陰陽印の鍋で煮えているところが映し出されます。スパイシー・ラブスープというのはこの辛いスープのことなのかな。 これは、コメディというよりロマンチックな群像劇ですね。北京ってなんて素敵な街なのかしら…
1988年の作品。30年も前か。 昔みたけど、今「直木賞受賞記念・ひとり佐藤正午ブーム」の真っ最中で再び見てみました。DVDのレンタルがないので、今日も太古のVHS機器、稼働中。ものっすごく昭和の匂い(バイタリス、とか)がプンプンする、かぐわしい映画で…
1960年のイタリア映画。 ちょっと怖いけど、よくあること、として受け入れなきゃと頭のどこかで思っている。 島で行方不明になった女性が、あまりにも瞬間的に過去の人になってしまうのが恐ろしい。 本当に彼女はどうなったんだろう。愛が冷めてしまった男に…
1990年のイギリス映画。 あれ、この監督ハリウッドにいたんじゃなかったっけ? 色々あったので、この時期はイギリスでやってたのかな。英国的と言われれば英国的な気がする映画。ピーター・オトゥールとか、イギリスの俳優が出てるし? とにかく水、水、水、…
1998年のフランス映画。 やばい、これは傑作だ。「まぼろしの市街戦」の感想を書いたら、フランス語が堪能な友人がフランスのコメディ映画について教えてくれたので、早速見てみたのですが、あまりの完成度の高さに驚愕です。なんで今まで何も知らなかったん…
この映画もずーーーっと見たかった。 商品化されたことはないと思ってたので、上映情報をずっと追っかけてたんだけど、DVDが存在することを知ったので借りてきました。やっと見られたーーー。先日見た「二十四時間の情事」は、この映画の岡田英次を見初めた…
1962年、ずいぶん昔の映画なんだなぁ。 これもVHS以降ソフト化されてなくて、見るのが非常に難しい映画だったんだけど、渋谷のツタヤでVHSを借りました。 白黒の画面の中の、スカした不良少年たちの表情、なんかジム・ジャームッシュの映画みたいだわ。 ・・…
1987年の、フランス・イタリア合作映画。 これもずーーーっと見たかったんだ。 原作を読んだとき(2014年7月)に、はるか彼方の街で繰り広げられる色鮮やかな村祭りのような物語を想像して、神話の世界を覗き見たみたいに胸が高まりました。自分の想像を超え…
1987年のアメリカ・フランス・イタリア合作とキネマ旬報データにはあります。 言語は全てイタリア語なんだけど、口と合わないんだよな〜。みんな本当は何語で喋ってたんだろう? アメリカでは英語、イタリアではイタリア語、かな、普通に考えると。この映画…
2001年の作品。 「恋人たち」や「ぐるりのこと」、そして「渚のシンドバット」の橋口亮輔監督のちょっと前、いやもう16年も前の作品。 主人公の3人がゆるくていいです。こんな風に、がんばらず素のまま生きられたら楽だろうなぁ。でも出世とかしないだろう…