2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1991年作品。 90年代といっても、80年代バブルの名残のくりくりソバージュと太眉、巨大なイヤリングなどがさびしく健在。飽食に疲れたバブルの民が求めたせつないファンタジーというかんじの映画です。聴覚障害者どうしの恋愛なのに、実際に町で見かける人た…
1952年作品。井伏鱒二原作(読んでないや)。東京といっても郊外、平屋の家もまばらで、ドラム缶ばかりが打ち捨ててあるどぶ池のそばに「三雲病院」は建っています。 今日は開院記念日で休診。だけど、上京したてで迷っているところを騙されて傷つけられた女…
1956年作品。 いやーー面白かった!すごい映画です。神阪四郎(森繁久彌)はある出版社の敏腕編集長。女好きでお金に節操がない彼の周りには、偉そうなくせに手癖の悪い作家や、男に遊ばれつつ自分もうまく利用している事務員や、貞淑を絵に描いたように見え…
かつてマイクが世話になった牧師が人探しを依頼してくる。ある人間的な感情をもてない少年の行く末を案じてのことだった。彼は殺し屋になっていた。殺そうとする相手とロシアンルーレットをやって、まだ負けたことがない。スピード写真のブースで、人を殺す…
2011年作品。これで、今までに公開された松本人志作品は全部見たことになります。 NHKでやってた「松本人志のコントMHK」スペシャルで、この作品をヨーロッパで上映した時の観客の感想インタビューをやってましたが、絶賛する人たちにまぎれて「大好きだった…
これおもしろい! この回のこともよく覚えてるけど、あらためて見直して、作りこみの素晴らしさに感動さえおぼえます。この監督、「告白」とか「嫌われ松子の一生」とか、この作品(2002年)のあと最近になって大活躍してますが、そりゃ当然だ。ファッション…
これも1955年作品。 会津磐梯山近くの町の警察署にやってくる人たちを日記のように描いた、生活感と人情あふれる映画です。起承転結があるわけではなくて、ロードムービー・・・というより定点待ち受けムービーです。戦後の貧しい生活に耐えて生き延びようと…
1955年作品。とっても楽しい娯楽映画です。 なぜか手塚治虫のアニメを思い出しました。 原作は「君の名は」で有名な菊田一夫。 スラバヤというのはジャワ島にあるインドネシア第二の都市だそうで、同名のインドネシア料理店がいくつも検索でヒットしたりしま…
1989年作品。ということは私の分類でギリギリ「古いほう」ですね。 BSでやってたので見ました。インディ・ジョーンズシリーズは何作か見た覚えがあるけど、これはあんまり覚えがないなぁ。最近の冒険活劇系の映画としては、ハリポタものなら全部見てますが、…
1993年作品。原題は「American Yakuza」…このままでも十分わかりやすいし、実際ヤクザ対FBIが闘いのメインの映画なのでこの邦題はおかしいのですが。 ロードオブザリングのファンには、若きヴィゴ・モーテンセンが主役を演じた映画として知られているでしょ…