2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
<ネタバレあります、注意> 面白かったけど、何だろ、この「普通な感じ」・・・。私より先に見た人たちはどう感じたんだろう? 是枝作品を見たときの、胸が苦しくなるような感じがなくて、さらさら見られた。全体的に俳優たちがとても嬉しそうに演じてたか…
たまたまテレビで見た。そういえばこんな映画あった。 全体的に、おもしろくも新しくもないのが残念。ちっともリュック・ベッソンっぽくない。彼が自分で「レオン」の焼き直し版を作りたいと思うわけがない。日本の誰かが「お金を出すからこの女の子で『レオ…
2008年なので、14年も前の作品。ミシェル・ゴンドリー監督って好きでほとんど見てるんだけど、これはVOD配信されてないのでDVDで。2015年以来新作がないのかな。英語のWikipediaによると、その後も短編やミュージックビデオは撮ってるようだけど。独特なポッ…
「博士の異常な愛情」のピーター・セラーズが好きなんだけど(ハイパーで饒舌で、まさにマッド・サイエンティスト)、彼の出演作はVODにはあまり出てなくて、久々にDVDをまとめ借りしたのでやっと「2」を見ることができました。DVDをどうしても英語音声に設…
たぶん、生まれて初めて劇場で見た洋画。(その次がスターウォーズかな。邦画はゴジラやヘドラ、もっと小さいときに何本か見た)ジョー・キャンプ監督って、ベンジーの映画しか撮ってない・・・ 典型的なアメリカの住宅地の、ちょっと育ちのよさそうな家庭の…
DVDなのに古書の匂いがする。少しカビっぽいような…。よほど前に借りてから時間が空いてるのかな・・・。 これは普通に映画かと思って借りたけどKINENOTEには記録がない。テレビの「土曜ワイド劇場」で1982年に放送された”テレビ映画”らしい。大林監督作品の…
1983年の映画か。不良女子高生が頭を赤くして、長いスカートで地面をズルズル引きずってた頃の文化を伝える作品となっています。 ストリート・スライダーズはハリー作のパワフルな曲もいいけど、蘭丸の書いたデリケートな曲も好きだった。国分寺のスタジオで…
これも評価の高い、ずっと見たかった作品。勝新太郎が主役でこのタイトルなので、かなりヘビーな暴力の多い映画を予想してた(典型的な苦手分野)けど、非常に軽妙でとにかく面白い映画でした。暴力の場面も多いけど、残虐さを強調するのではなく、いじめの…
三船敏郎の海外作品への出演で知られてる作品を借りてみました。これは・・・予想よりはるかに珍妙だ。(そこが最高) 「テキサスあたりで撮った、メキシコが舞台のハリウッド映画」ではなくて、タイトルから何から全編スペイン語のメキシコ映画じゃないか。…
つげ義春の妻、藤原マキが書いた絵日記みたいなエッセイ本を読んだとき、見たいなと思った映画。1993年。30年近く前の作品です。バブルな時代だから、この映画の”何もない感じ”が嘘くさく感じられたかもしれないけど、今見ると”昭和の頃に作られた映画”のよ…
ジャック・ドゥミ&アニエス・ヴァルダ夫妻の美しい映画にひとしきり感動した後に、このタイトル。日本では公開されてないけどDVDは出てるし、YouTubeで全編オフィシャル映像が見られるそうです。 おバカコメディなんだけど、フィーチャーフィルムというより…
監督がやっと自分のことを語り始めた。完結編「アニエスによるヴァルダ」に至る前の、自分の生い立ちを振り返る作品だ。これもまた彼女の愛するものたちを散りばめた、宝物のアルバムみたいな、優しくてかわいくて美しい作品。 いつものように、映画のあちこ…
ひとりアニエス・ヴァルダ特集。(「ベルサイユのばら」にもスタッフとして参加してる) これは「アニエスによるヴァルダ」などから予想して、ジェーン・バーキンのバッグがいかに取っ散らかっているかを見たエルメスが彼女の名を冠したバッグを作るまでのド…
今これ見る人いないだろうな・・・ 「敬愛するアニエス・ヴァルダ&ジャック・ドゥミ監督作品ぜんぶ見る」の続きで、DVDでしか見られないものをまとめてTSUTAYAで借りてきました。 英語のタイトルは「Lady Oscar」。ベルサイユとか薔薇とか言われてもフラン…
韓国で作られた、朝鮮半島出身の日本のスーパースター力道山のドキュメンタリー映画(ロケは日本でやってるけど)。これを日本に移して考えると、アメリカの大リーグでかつて活躍した日本人(または日系人)選手のドキュメンタリーのようなものかな。韓国の…
原題は「Minding the gap」っていうんだ。ロンドン地下鉄のドアが閉まる前に「Mind the gap」って野太いアナウンスが流れるのは、「乗り降りの際足元にお気を付けください」だけど、これは「分断をいつも意識している」っていう意味かな。 キアーとザックと…
<ネタバレあります> 面白かった。トラウマ系だけど、たまにはこういうエンディングも見たくなります(映画見すぎたイヤなおばちゃんだな) ティム・ロビンズはいつもうまい。ジェフ・ブリッジスも、いつもいい。この二人は役柄を交代してもこの映画は成り…
ポランスキー監督の作品も、新作はだいたい映画館で見てる。園子温やウディ・アレンの作品も、反感持ちつつよく見てる。人格と作品は別と割り切ってるというより、いろいろな観点で語弊があると思うけど、アール・ブリュットの作品に惹かれるように、彼らだ…
リドリー・スコット監督って、好きだけど(エイリアン、ブレードランナー、テルマ&ルイーズだもん)「プロメテウス」を作ってしまうくらい”思い入れの強さ”のある、ちょっとクセの強い監督だと思っていました。でも「最後の決闘裁判」がとても完成度の高い…
「ベニスに死す」を見直したとき、「自分の中の美醜の価値観が試される映画」って感想を書いた。今まで美しいと思っていた人たちより美しい人がいるんだ、という感覚。 「ミッドサマー」は強烈な映画だったけど、見た後で彼が出てたと聞いて、すぐ、あの老人…
テレビで放送したのを録画したら、映画の前に監督のインタビューも入ってました。彼自身が勉強したくて、それにアイヌが演じるアイヌの映画を作ってみたくて、この映画を作ったとのこと。子熊を大事に育てた後でいけにえとして神に捧げる、昔からの「イオマ…
当然これ見て復習するよね。(先にこっちを見直すのが普通か。たまたま映画館に行く時間が作れたので「マーヴェリック」待ちきれずに見てしまった) 冒頭の文章はまったく同じ、タイトルの後に空母の状況、ケニー・ロギンズ、という流れも同じ。練習飛行でし…