2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
失敗したー。Dlifeはデフォルトが吹き替えだった。ミュージカルだけは元の音声で見たかったー。 と思ったけど、歌も意外に良かったです。「BVHE版」というバージョンでしたが。空から風に乗ってやってきた不思議な乳母のメリー・ポピンズ。ジュリー・アンド…
コワイ映画だな〜〜。 年老いた鑑定家の夫(中村鴈治郎)と、若くて美しい妻(京マチ子)、美人だけど心の冷たい娘(叶順子)にからんでくるのが、娘の婚約者でありながら妻とも隠れてできてる男(仲代達矢)。昔の灯りの少ない日本家屋で、表情に感情を出さ…
面白かったー。 男でこんな映画を撮りたがる人がいるなんて。それがリドリー・スコットだなんて。 これは、なにかのウップンを溜めてる日常からドッカーン!とダイブする映画だ。 女ってのは、なんだかんだ言っても、まだまだもっと強い者から虐げられていて…
1994年か。20年も前だ。いやー、やっぱり面白い。タランティーノとの出会いがこの映画だったのは、なかなか幸せなことだったと思う。 ラストがトラボルタの最期、とならないところも、後味に貢献してます。この映画当時すぐに見て、かなり盛り上がりました。…
歴史に残る、このオープニング。 神の視点のようなカメラが、無音のまま美しい山々をゆっくりと俯瞰し、ある山の中腹に一人の若い女性を見つけると、彼女は手を広げ、空を見上げて、私たちの感動を代わりに吐き出すように、歌い始める。 言葉にならないくら…
最後まで見てから、間違いなく前に見たと思い出した。 1984年作品なんだけど、当時かなり盛り上がった気がします。 気鋭のクリエイター(ここでは作詞家の阿久悠が原作)が映画にも挑戦して、話題になったという点は、「おくりびと」みたいな感じだったかも…
青くささの魅力。 萩原健一の主題歌が少年のようで切ない。 金子正次、永島瑛子、北公次、桜金造。キャスティングがとても良くて、日陰で熱くがんばってる奴らに共感してしまいます。でも、思ったよりは普通だなと思いました。金子正次の最初で最後の主演作…
1962年の作品。 この年号がどういう意味を持つかというと、仲代達矢、三國連太郎、丹波哲郎が若くて精悍だ。 にしては貫禄があって、今も/つい最近まで活躍していた人の50年前にしては成熟している、と感じます。時代物だし切ったはったの場面もあるけど、…
男女7人夏物語のアメリカ版。(こっちが先か)1985年かぁ。この巻きの強い前髪、重そうなチェックのスカート…何もかもが自分の同時代で、懐かしいようなイヤなような、なんともいえない感じ。 アンドリュー・マッカーシー。エミリオ・エステヴェス。ロブ・…
最近「スパルタカス」を見たので、そのリメイクかと思ったほど似てるけど、どこにもそうは書いてないみたい。スパルタカスにしろ、グラディエーターにしろ、間もなく王になるところまで上り詰めた者が奴隷に身を落として殺し合いをさせられるなんて。リスト…
けっこう前の作品だな、もう10年前だもんね。 蒼井優って、無責任で自由な”小さい女の子っぽさ”があっていいな。 かるく残酷で。ミュージックビデオやCMみたいに、少女たちのすてきさの一瞬を切り取った映像でした。 起承転結とか感動とかがどうのという映画…
1973年のアメリカ作品。 反戦!反核!な女性の、強さを愛し、負けた男。 と書いてしまうとつまらない映画みたいだ!そうじゃなくて、彼女は、ケイティ(バーブラストライザンド)は、とってもホットで魅力的なんです。彼は、ハベル(ロバートレッドフォード…
1974年の、ジャックレモンの「フロントページ」かと思って借りたら、香港のコメディ映画だった…漫才かよ… 見ないで返すか、とも思ったけど、返還前の香港で間違えて裏通りに入ってしまったような、愉快ではない面白さに目を逸らせなくなりました。
本当に面白い映画、ってのは、こういうのをいうんだろうなぁ。 すごいものを見たわ。 この映画は、みんな見なければいけない。 と思います。三船敏郎の貫禄と人間味。 三橋達也の、やけに重厚な安っぽさ。 仲代達矢の知性と粘り。 山崎努の性質の邪悪さ。こ…
意外な面白さ。 人気マンガだということは知ってたけど、人間ドラマだったんだねぇ。 かつ、人類の永遠の夢「宇宙」に向って行く、青年たちのドラマ。いまどき、こんな真っ当なマンガが人気あったりもするんですね。超絶技巧の「ゼロ・グラビティ」を見たば…
楽しかったー。 詐欺師の二人、ロバートレッドフォードとポールニューマンが、誰も傷つけずにギャングをやっつけるのが、勧善懲悪的な痛快さです。彼らもワルものなのに。 ”大どんでん返し”も、見てる人の性格がゆがむほどのヒネリではなく、楽しい方への転…
1968年作品。この映画の中の人は、(一部をのぞいて)みんなおそろしく衝動的です。「ゴッドファーザー」に出てくるマフィアの人たちみたい。愛と、その裏返しの憎しみ、生と安易な死。 若く美しくおろかな二人の恋愛は、はげしい性欲をともなって誰にも止め…
昔は音楽にうるさいと自慢してたようなヤな女だったので、この映画で使われてる曲は当時バカにして聞かなかったんだけど、自分で追っかけなかった音楽ほど、あとで聞くと懐かしい。CMとか洋服の流行とかと同じで。 この映画は、主役の若い二人が元気で好感が…
これは映画じゃないのですが。 1980年代に日本でも人気があったスカバンド「マッドネス」が、その後再結成してロンドンのFinsley parkで行ったライブの映像です。これは1998年のもの。すっかりお腹が出ちゃった30代のマッドネス。相変わらず憎めないなぁ。 …
「ROOKIES」を見たときは気づかなかったけど、この映画ではいい監督さんだなぁと思った。 「死」というこの上なく重たいテーマを、ゆっくりなテンポで受け入れやすくしてる。 樹木希林よりもさらに自然で、まっすぐな松坂桃李の演技がとても良いです。 橋本…
1979年作品。母と映画館に見に行ったのを覚えてる。姉もいたかも。ダスティンホフマンが、子どもの前でちゃんとフレンチトーストを作れずにダメダメな感じだったこととか覚えてるけど、今見るとメリルストリープ母さんがやけに悪い母に感じられる。家を出る…
The rain in Spain stays mainly in the Plain. このフレーズになじみがあるので、この映画も見た気になってたけど、違うな。佐藤正午の「スペインの雨」という小説に繰り返し出てくるのでした。”テレクラ”で密会する人妻との合い言葉が「スペインの雨はどこ…
最初は、なんて愉快な映画なんだろう、と思って楽しく見てたけど、イケてる女「千春」の沈黙でカウントダウンが始まる。面白いけど、なんのために作ったんだろうこの映画?と最初は思って見てたんだけど、そういうことだったんだね。 原作を書いた吉田修一は…
いやぁ…ほんとに、いつもだけどすごい映画を撮る監督さんだなぁ。 知的な大人の女性と、美声年の恋…情熱的なピアノ、ステキなパリの風景…じゃなくて。 この人がまさか!という人にこそ、思いもよらない欲望がひそんでたりする。 なぜか強烈に惹かれ合う二人…
蒼井優の髪がまだ長いので、けっこう前の作品かと思ったら、2012年でした。 いつものように、前情報なしで見始めて、(これはいわゆる、小津安二郎「東京物語」への”オマージュ”とかってやつだろうか)と思っていたら、「東京物語の”リメイク”です」とのこと…
面白い映画だった。 リストラが中心テーマなのか?中心ではあるけど、それ以外のエピソードのほうが面白い。 リストラと、次男のピアノや長男の米軍や妻が強盗に入られることは、ほとんど関係ない。 出てくる人たちみんな、きわめてろくでもない状況にあって…
やっと見たー。これも、公開当時から気になっていたのに、30年近くたってしまいました。 3時間近くの大作。でも「大河ドラマ」ではなく、大人の男女のたかだか数年間を描いた作品です。プラハの春?それがこの映画の中で、主人公の男女の生活や気持ちに大…
タランティーノが若手監督3人に声をかけて作った、短編4つのオムニバス作品。 大晦日のある高級ホテルで、やる気のないベルボーイにいろんな災難が降り掛かってくる…。これ当時見たんだけど、なんか言いたいことがあったなぁとモヤモヤしてたので、TVでや…
これほどものすごい作品だと思ってませんでした。 本当にびっくりした。 どうやって撮ったんだろう??と思わずつぶやいてしまう、まるで宇宙ロケしたかのようなリアリティ。 ボリューム的には、いまや小品と言っていいくらいの91分。 おそろしく密度の濃い9…