2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
※ネタバレありますこれって「TED」をベースにしてアメリカ人が造っちゃった映画?ピカチュウだけしゃべって、最後にそれがじつはxxだったとわかるなんて、もう本筋とは全く違うコミケの同人誌の世界。と思ったら、名探偵ピカチュウってゲームがあったのね。…
アルモドバル監督の作品のなかで、これが一番昔のものです。カルメン・マウラがまだ若くて、憂鬱な妻の役。昨日見直した「ボルベール」では謎の年配女性の役でした。今この映画を作るとしたら、妻の役は誰だろう? 一見普通の家庭だけど、10代の息子は麻薬を…
パワフルで引き締まった女性のリズミカルな動き。タイトルの文字の色使い、強いビート…しょっぱなから、ハリウッド的なアメリカ映画と、まるで違います。今のブルックリンはアートっぽくて、なんとなくナチュラルでオーガニックなカフェとかがたくさんある観…
こんな言い方はよくないかもしれないけど、この映画は…ダメだな。この映画はいろんなところがおかしい。なぜかフランス語で、口パクの人が多くて、臨場感が薄い。建物の中はリアルだけど、屋外はぜんぶスタジオに設けたセットで、舞台みたいな閉所っぽい雰囲…
映画評論やさまざまなオススメ情報を読み散らかして早10年近く、名前は知ってるのにいまだに一本も見たことのない監督がいました。それがファスビンダー監督です。TSUTAYAに行っても、「映像乱れあり」の大昔のVHSしかないし、なかなかハードルが高かったの…
これは面白かった。見た人たちの感想に「引き込まれて最初から最後まで一気に見た」というのが多いのも、わかります。最近よくある、CGやストップモーションなどを使った非現実的なエフェクトなど何一つなく、ある意味白黒の時代の映画みたいにシンプルで勢…
宇宙未来SFってごまんとあるけど、スターウォーズ はやっぱり好き。私の好みに合うというより、この映画が私の好みを作っていったからです。小学生の時に見て、それから一緒に大きくなってきました。 今日も映画館に、すごくきちんとした中年のサラリーマン…
ハンバーガーチェーンという良く親しんでるテーマだし、ストーリーもシンプルにテンポよく進んでいくので、楽しくサクサク見られます。自伝に基づいているだけあって、面白かったです。 この映画って要は、安っぽくて不良が集うようなマクドナルドは、本来は…
「ジュリエッタ」は海外向けのタイトルのようで、原題は「Silencio」。「マルホランド・ドライブ」に出てくるナイトクラブの名前と同じなので、沈黙という意味ですね。この監督の映画はドタバタ喜劇も多いけど、この映画はわりと重い。知的で繊細な主人公ジ…
アポロ11号ってキューブリックがアリゾナの砂漠で撮った作品じゃないの?…という電波系のデマをネタにする場じゃないですね、ここは。失礼しました。 宇宙映画やドラマってごまんと撮られているので、今あえてアームストロング宇宙飛行士の映画を撮るのにあ…
先日神田古書街に行ったときに、1977年発行の植草甚一「サスペンス映画の研究」という本を見つけて買いました。いかにも高度成長期っぽい装丁で表紙には「第三の男」のオーソン・ウェルズ。即買いしてしまいました。 ※ちなみに2005年に再発してます↓↓↓ 1970…
韓国の映画やドラマには、必ずお母さんの心配そうな顔と、お母さんが家族にご飯を食べさせる場面がある。過剰な思いはゆがんで発露することもある。日本にもおおっぴらにできないことをやっている人たちがたくさんいるように、韓国にも裏で悪いことをしてる…
監督の名前がタイトルに出ただけで血圧が少し上がるくらい期待が高まるのに、「バニー・レーク」でも見る人を魅了したようなオシャレなタイトル。今ならミシェル・ゴンドリーでも使いそうな文字の端っこが丸くなったカワイイフォント。最新ファッションでい…
不思議な映画だったなぁ。 「なんでも屋くん」でしかなかったラザロ少年が、高熱に浮かされて崖から落ちて「たぶん死んだ」感じになり、一方、伯爵夫人に搾取されていた村人たちは警察に導かれて村を後にする。数十年後、彼らは都会で食い詰めて詐欺や盗みで…
これは面白かった!手に汗握る、練り上げられ、エンタメ性の高いサスペンスです。ヒッチコックらしい強烈なスリル、「どうやって撮った!?」と思うような映像効果、大勢の人たちの中にいるのに助けてもらえないというシチュエーション… そしてクライマック…
日経新聞をほんの短期間読んでたことがあるんだけど、「私の履歴書」のほかに、あの新聞の映画欄はとっても好きだった。あの欄の紹介を見て、岩波ホールに「五月のミル」とか見に行ったりした。今はネットで見てたんだけど、ここ数か月更新がないということ…
あきらめの中にある母の愛を克明に描けた、たいへんな名作でした。最後の最後まで、まるで印象の薄い地味で従順な母が、というギャップが強烈。 この映画の中で、母が息子を追う最後の10数分間を除いた部分は、私にとっては、言葉は悪いけど「むなくそわるい…
ヒッチコックの作品も、見てないのが残り少なくなってきました。さすがに「傑作」にあう確率さがってます。 普通は夫婦のうちどっちが孔雀かというと、着飾った奥さんかな?と思うけど、この映画ではフラフラ飲み歩いてる「孔雀」が夫で、働いて稼いできてそ…
KINENOTEでタイトル「リング」と検索すると2つヒットします。例のシリーズものと、これ。こちらのリングはボクシングのリングと腕輪のダブルミーニングです。 時は1927年。まだまだ無声映画の時代。冒頭の遊園地の描写は、コントラストの強い白黒映像で、ブ…
このところ全然映画を見る時間がなかったな~。機内で途中までしか見切れなかったこの映画、やっと借りられました。 「指輪」前のチンピラ役ばっかりやってたヴィゴ・モーテンセンが好きで、最近はその路線の役ばかりなので個人的には嬉しい。この映画ではほ…