アメリカ映画(90年代以降)
面白いミュージシャン、変わったミュージシャン、天才的ミュージシャン、鬼才、奇才、等々の評判は聞いていたけど、肝心の楽曲はあんまり聞いたことがないザッパ。(今ふと、「三遊亭」とつけても座りがいい気がする) ジャンルを超える良い音楽を真剣に模索…
アメリカ版”わが母の記”で、私は息子を持つこともなかった女性なので、この中の誰の立場でも”なつかしさ”を感じることはないんだけど、こんな家庭もあるのかな、と見させてもらいました。 女は中学生でも女だし、母になっても子どもが大きくなっても女だ。と…
これも吹替で見ました。目が疲れなくていい…。 私が小さい頃に日本に来て試合をしてたみたいだけど、プロレス好きが周りにいなかったので、彼らのことは全然知りませんでした。この映画が公開された時期にWikipediaを見て、全員同じ病気でもなく、精神の問題…
<結末というか考察を含みます> 忙しいなか、シリアスなドラマよりは感覚で見られそうなので、これを見てみました。途中までいつものように字幕で見てたけど、不可解過ぎてあたまが疲れてきたので、吹替に切り替え。(最近本をAudibleで聴いてる。目が疲れ…
U-NEXTで見ました。タランティーノ特集→イーライ・ロスのホラー映画レビュー→イーライ・ロス監督作品、と見てくると、彼らがどんな気持ちでホラーやスプラッターといったバイオレントな映画を作っているかがだいたいわかってきた気がします。 この映画でむや…
スプラッター・ホラーだと見る前から知ってるのってなんか嫌な気分。でも知らずに見ると途中でギブアップしてしまいそうなので、がんばってみる。 見てみたら、なんか、楽しいSMの世界?かなり明るい人たちが、ジョークで演じてるようで、いくら絶叫しても少…
これで、ひとりタランティーノ特集も終わりだ。なんか寂しい。 <以下、結末にふれています> 改めて。これはまたひどい映画だな(けなすつもりではない)。。。 ブラピとデカプリオ。デカプリオは映画スターでブラピはスタントマンの役だけど、ヒーローはブ…
ジャンゴ=ジェイミー・フォックスは精悍でスタイルが良くてカッコいい。クリストフ・ヴァルツは「イングロリアス」ほどのケレン味はないけど、詐欺師の演技もうまい。ファンになりそうだ。召使長のサミュエル・J・ジャクソンは、うますぎて誰だかわからなか…
タランティーノ監督作品を片っ端から見直してるわけですが、これはけっこう苦手かもなぁ。というのは、軍服の人たちが人を殺す場面は、見ていて苦しいから。たとえナチスであっても、”ショッカー”みたいな下っ端の人たちにいい思想も悪い思想もなく、善だろ…
デス・プルーフなんて、面白いことを考えたもんだ。なんとなく、子どもの発想って気がする。そこがいい。 カート・ラッセルが鬼畜なテストドライバー、素敵なギャルをナンパしては地獄へ送る。ゆがんだ欲望の現れだ。。。しかし最後にナンパしたギャルたちは…
ひとり「タランティーノまつり」継続中。 これを見るのはかなり久しぶり。25年ぶりとかかもしれない。冒頭からまるで70年代のブラックスプロイテーション映画風。ファンキーでかっこいいなぁ。パム・グリアがとにかく凛々しくて美しい。タランティーノが若い…
「タランティーノ見直し特集(個人的に)」2本目。公開当時は、私は映画の人ではなくて音楽の人だったので、バンド仲間とこの映画のことをずいぶん話した気がする。当時は、なんてカッコいい、センスのいい映画なんだろう、と思ってうっとりしながら見た気が…
タランティーノのドキュメンタリーを見たら、彼の監督作品を全部見直したくなりました。これは見たのが昔すぎて感想を書くのは初めてですね。 あのドキュメンタリーと、U-NEXTでイーライ・ロスが監督した「ヒストリー・オブ・ホラーズ」シリーズを見た後では…
美しい映画だったなー。「美しい」にはいろいろある。清潔で夢のようだったり、端正だったり、カラフルだったり、でもこの世界はでこぼこで色んなことが不釣り合いで、みにくくて、意表を突いた美しさだ。うねうねとうごめく椅子、耳だらけの身体、額に太い…
「オッペンハイマー」見たら、ノーラン監督レトロスペクティブやりたくなりました。まだ見てないのが何本かある。 この作品は、悪徳警官アル・パチーノと、柔和に見えるけど実は冷血な大作家ロビン・ウィリアムズ…と聞いただけで、込み入った心理戦が予想さ…
やっと見た―!めちゃくちゃ出遅れた。 で、感想です。つい最近、まるでこの映画のパロディのような村田喜代子の「新古事記」という小説を読んだばかりで(※実際はパロディではなく小説のほうが先。すっごく面白かった)、フローレンス・ピューが出てることも…
ヒッチコックに関するドキュメンタリー。イギリス時代から晩年に至るまで、彼が世情に影響されつつ、さまざまなプロデューサーやスタッフたちと映画を作ってきた状況が伝わってきます。 すごい映画を作る人は人心の操作に長けているので、”人が悪い”感じがあ…
懐かしい!田舎の子ども(私)は、この番組をただぼーっと眺めてるだけで英語が話せるんじゃないかと思ってたっけなぁ。テキストを買ったこともあるけどまったく何もわからなかった。でも洋楽はもう聞き始めてたから、カーペンターズ、レイ・チャールズ、サ…
「X」がサイコならこちらは「マルホランド・ドライブ」のような面がある。田舎のちょっと可愛い子がオーディションを受けても通らず、だんだん狂おしくなっていく(パールは最初から壊れてるけど)。それでも家を出てしまえばいいじゃないか、テルマ&ルイー…
ミア・ゴス出てるだけで不穏だ。それに、シチュエーションが「悪魔のいけにえ」みたいでもう怖い。奴らがゾンビじゃなくて人間なのが怖い。いかにも、やられてしまいそうな、ちょっと無軌道なアメリカの若者たちを見てるだけで、ハラハラする。 その後の成り…
DUNE機内で鑑賞。スクリーン小さいけど、10年前とは雲泥の差。 Part2ではティモシー・シャラメ=アトレイデスが悪く成長した姿を楽しみにしてましたが、なかなかの迫力でしたね。声はエフェクトかけてるんだろうか。ゼンデイヤも野生の迫力が生きています。…
切なくて優しい気持ちになる映画だったな。ヤンが繊細で、ミカが無邪気。パパは熱くてママは包み込んでた。この映画も画面が暗くて(うちのTVほんとに壊れてないかな)、あえて個人を際立たせないための工夫なのかなと思ったりした。父にも母にも似ていない…
これまだ見てなかった。ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」は、ポップ・ミュージック歴代名曲ベストテンに入るくらいの名曲だと思ってます。短い曲のなかに、理屈でなく感覚だけに訴える緩急が詰め込まれていて、今でも聴くたびに鳥肌が立つ…
「チャイナタウン」の二匹目のどじょうだそうです。どこもチャイナ出てこない・・・と待って47分経過後にやっと現れるチャイナマン、めちゃくちゃ見覚えあると思ったらやっぱりエブエブのジェームズ・ホンですね。前作「チャイナタウン」も、彼の存在と、ジ…
この映画は私とほぼ同世代だけど、1993年のこの映画のことはまったく記憶がない。「マイ・シャローナ」とか、ピーター・フランプトンのカバー曲とか、懐かしい曲も多いけど、思い出せないものもある。私はこの時代たぶんアメリカよりUKと日本とワールド・ミ…
教習所で見せる事故映像のように、この映画(ダイジェストでいいから)をすべての高校生とかに見せたら、好奇心で薬物に手を出す人が激減するのでは・・・(具合が悪くなって保健室に駆けこむ人もいそう)。副題「ダメ!ゼッタイ」、としたい。 そんな中毒映…
いい映画でした。ウド・キアー演じるパットのちょっと崩れた色気、素敵です。なんでこう、MtoFの人たちは、妬みや悔しさをストレートに出せるんですかね。 腕もセンスも良かったけど毒舌で身勝手で客が離れて行った、往年のカリスマ美容師。彼の最上客を奪っ…
みなさんも書いているように、切れ切れのこのテンポが妙に集中力を削いで、最後まで見るのに疲れてしまいました。超天才少年少女たち(今回は人数が多い)の話し方に抑揚がないのと、「ActX SceneXX」で流れがちょくちょく止まるので、やっと慣れたこの調子…
(結末に触れています) この原作(の翻訳)を読んだとき、「アメリカでベストセラーなんだ、すごく独特の世界で美しいけど、どこか拙くもある」って感想を書きました。著者は69歳の動物学者の女性。カイアの緻密な人物造形と比べて、二人の男の造形がゆるい…
完全に出遅れた。やっと見ます。 これは実話ベースなのか?どうも違うみたい。女性指揮者で高名な人っているのかな。ステージで司会者と話すときは「我々女性指揮者」って言ってるけど、カプラン氏との会食のときは、「女性指揮者ではなく、我々と同性の若者…