2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
<ネタバレあり> あー苦しかった。 「ゼロ・グラビティ」も、感動しつつ、見てる自分の息が詰まりそうで大変だった。 それに比べれば、置いてけぼりのマット・デイモンにまったく悲壮感がない分、辛くないけど、数年間をどうやって過ごすか、ていうか生き延…
あー辛かった。 この監督の作品は、胸をえぐるようなリアルな痛みが伝わって来ることがあるけど、今回も辛かった。 デカプリオ熱演で、恩讐の彼方にある復讐と、その瞬間に脳裏に降臨する「復讐のあとに何が」という命題をガッツリ悩んでくれます。トム・ハ…
小栗旬のファンと柴咲コウのファンが見ればいい映画だと思う。 わたしが監督だったら、もっと彼らに野太い、脳天にガツーンとくるような芝居をさせてあげたい。照れもせずにキザなセリフを言う、あまりに小栗旬的な小栗旬、 ほっぺをふくらませて可愛くにら…
2007年の作品。 家庭用ビデオっぽい感じが、友達の撮ったものみたいで、見ててちょっと引き込まれる。まったくの普通の人にしては、女の子がなかなか可愛いし、友達の友達にいそうな感じ。しかし、全部で90分足らずなのに、まだかなー、まだかなー、で半分…
面白かった。大笑いしながら見ました。 この映画完全ノーマーク、いつ公開したの?と思ったら、日本未公開なのね。 TSUTAYAの動画配信の無料ポイントで見られるというので、全然期待しないで見たら大当たりでした。 CIA(ほんとかよ!)の敏腕エージェントた…
1990年の作品、今から26年前。 原田芳雄も樋口可南子も若者です。 なんとなくストーリーは理解できるけど、ものすごく激しくも、ものすごくいやらしくもなく、テレビドラマよりはちょっと激しいけど、特になにか感じるものはありませんでした。
「いちご白書をもう一度」の「いちご白書」。 「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」に出てくる「卒業」と同様、こどもの頃に大人の世界として憧れたものをやっと見られて嬉しいです。とても新鮮ですね。普通のあっけらかんとした若造が、わりとたまたま…
この映画の続編が日本で作られると聞いて、そもそもそんなのあったんだーと思ってこっちを借りてみました。 カワイイ。切ない。ダメだ。つまりチェブラーシカだ。アニメの作り方も、今回のはかなりCGを使ってるのでは?と思うけど、まったく違和感ないです。…
独特の青い世界観のある作品だったなぁ。 原作がそうなのかな。 制服の長〜いスカート。家庭のことでグレる子たち。80年代の人気マンガが原作なんですって?自分の子どもくらいの世代の人たちの物語だと思って見てたけど、むしろ自分の世代の物語なのか。…
<ネタバレ的なコメント> モニカ・ベルッチが出てた「アレックス」って映画みたいだ。一番悪い現在の場面から、少しずつ、少しずつ、時間を遡っていく。最後に映るのが、最高に幸せな瞬間・・・という構成。 アレックスでは、見ている自分も”実際は逆に流れ…
<ネタばれあり> スピルバーグが社会派作品を作り始めたのが、この作品と言われてるんだそうで。 重いテーマなのでちょっと緊張して見ましたが、明るさの感じられる作品でした。 エンタメ系といっていいんじゃないかと思うくらい、わかりやすく、最後は明る…
サシャ・バロン・コーエンが他の映画ではやりたいことがやれずに暴れたという話を聞いてたので、じゃあやりたい放題やるとどうなるのか?ということで見てみました。アメリカ文化学習って映画のはずなのに、最初の電車のアナウンスがイギリス式の「Mind the …
この映画のことは知らなかった。1978年作品。 2年前に作られた「名探偵登場」(原題はMurder by Death)を見たときは、強烈に英国調だなぁ、と思ったけど、こっちは、その2年度の1980年に亡くなったピーター・セラーズが出てなくて、ピーター・フォークが…
ほんのりと切ないような、暖かいようなものが心に残るけど、これは本当の気持ちか? 甘いデコレーションケーキみたいな人工的な味わいもする。 カルキン君はさらっとしてる分、気にならないけど、このお嬢ちゃんの、微妙に大人の目を意識した子どもらしい演…
原題は「Who's Coming to Dinner?」。秀逸な邦題のいい例ですね! 1967年の作品だけど、キャサリン・ヘップバーンがもうおばあさんっぽく見える。 「アフリカの女王」でボギーと恋に落ちかけた”オールドミス”は16年前、まだ34歳だったのね。自分の娘が結婚し…
ゴリラの映像作家が作った同胞のドキュメンタリーか?象の映像作家が…(以下略)…と思うほどの視線の低さと親密さが、ちょっと衝撃。 媒体で見るなら、DVDじゃなくて絶対Blu-rayで見てほしい、本当はできれば4Kくらいで見たい、高精細の映像です。わりときれ…
これもずっと見たかったんだ。 最近ありがちといえばありがちなテーマだけど、女性監督らしい繊細さで、丁寧に心のひだをたぐって描いた美しい作品でした。揺れ動くクレアを演じたアナイス・ドゥムースティエ がいい。可愛くて率直で、あまり前に出て行かな…
面白いとか学べるとかじゃなくて、きらびやかで美しいものをたまに見ることは大切だから。 それがこの映画を見る意味です。 しかしこんなに高いものを身につけるのって、よほど自分に価値があると思えなければ気後れしてしまいそう。 実際、奔放で美しい女の…
さらっと淡くてあっけない映画だけど、ほのぼのと暖かいものが残る。 マックス=ジーン・ハックマンとライオン=アル・パチーノの、補い合う友情がね。 アメリカのバーの客のゆるさが好きだ。こんな街に住みたい・・・。
1973年、コッポラの監督デビュー作、でしたっけ。 冒頭の場面がすごくいいですね。 普通の男女が話をしながら、人通りの多い街中を、ぐるぐる歩き回っている。 銃か?と思うとそうではなく、彼らをあちこちから狙っているのはマイクだ。彼らの声は、通信状態…
なんでNHK BSプレミアムが繰り返しこの映画を放送しているのか。 名作ではないし、珍品というほどすごくはないし。 今まさにやばい、ちびクロサンボ的な、アフリカとアジアが混じったような原住民の描写。 やっぱり珍品扱いかな〜。山本陽子がすっごく可愛く…
面白かった。 音楽がアンニュイで70年代ニューヨークっぽい!と思って見たらデイブ・グルーシンですか。 日本の80年代のサスペンスドラマで踏襲された、アンニュイな都会の音楽。こういう音楽が使われることは、それ以降ほとんどないようなので、正確に時代…
この映画は3年前に見たけど、テレビでやってたのでもう一度見てみました。 一回目はこんな感じ: http://d.hatena.ne.jp/enokidakeiko/20130308/1362753096今回は、「わからない」という感じは全くないです。一度見てるからだと思うけど、それは筋を知って…
難しい映画だった。 背景知識ゼロでは、まず最後まで見られない映画だと思う。 私はそういう映画があんまり好きじゃないんだ・・・。 wikipediaでこの人のことを調べてから見直したら、言いたいことはわかった。 でも、もはや、映画を見るまでもなかった、と…
映画だよね、これも。 ライブ映像は1972年3月18日にロンドンのウェンブリーで行われたものらしい。 これは彼らにとって、Get It Onの後で20th Century Boyの前ってことだ。 Telegram Sam、Children of the Revolution、あたりが一押しだった時期。昨夜渋谷の…
淡々としてるのに、不思議と琴線をくすぐるものがちょっぴりある。 どういう人が撮った映画なんだろう? 女性監督ということで、この映画に出てくる人の中で考えてみると、阿川佐和子みたいな人かな。 彼女をキャスティングしたのってとても面白いと思う。こ…