2024-01-01から1年間の記事一覧
いきなり東京だ。これオペラシティコンサートホール?ジェーン・バーキンがそこに来て歌ったのは2013年のことらしい。それから、ホテルの部屋、焼き鳥屋の赤ちょうちん…あれ、「ロスト・イン・トランスレーション」をシャルロット・ゲンズブールも撮りたくな…
うる星やつらのほう、オリジナルの「ビューティフル・ドリーマー」(ナカグロあり)を検索してたらこんなのもあったので、見てみました。…まんまや!監督は、どうしても「ビューティフル・ドリーマー」を実写化してみたかったのかな。セリフから何から完コピ…
これ1984年か。バブルのまっただなか、やりたい放題やったんだな~ 「世界サブカルチャー史」で押井守本人が語ってたので、見たくなりました。「うる星やつら」は昔から好きだったので、これだけ時間がたつ中で一度も見てないとは思えないけど、あんまり記憶…
ドラッグで亡くなったんだとばかり思ってたけど、この時代なら陰謀もあったのかもな…。誰の?警察の?周囲の利益関係者?…大きくなりすぎた人物には、その周囲に闇が集まってくる。なんかホラー系の映画の話をしてるみたいだけど、欲や羨望にまみれて闇に飲…
<ストーリーにふれています> ノーラン監督のデビュー作。自主制作感や低予算感は強いけど、重厚で、制作者のこだわりのテイストがあふれる作品です。 複雑な時系列や主人公が抱える問題のありかたは、「メメント」を思わせるものがあって、これが下敷きに…
「オッペンハイマー」見たら、ノーラン監督レトロスペクティブやりたくなりました。まだ見てないのが何本かある。 この作品は、悪徳警官アル・パチーノと、柔和に見えるけど実は冷血な大作家ロビン・ウィリアムズ…と聞いただけで、込み入った心理戦が予想さ…
やっと見た―!めちゃくちゃ出遅れた。 で、感想です。つい最近、まるでこの映画のパロディのような村田喜代子の「新古事記」という小説を読んだばかりで(※実際はパロディではなく小説のほうが先。すっごく面白かった)、フローレンス・ピューが出てることも…
<結末にもふれています> 「嘆きの天使」とは全然違うんだ。時代を変えただけではなくて、教授のキャラクターも違うし堕ち方も違うし結末が冗談みたいに違う。一緒なのは、歌手の女に誘惑されて(いったん)身を持ち崩すところだけだ。出資者に「ハッピーエ…
ヒッチコックに関するドキュメンタリー。イギリス時代から晩年に至るまで、彼が世情に影響されつつ、さまざまなプロデューサーやスタッフたちと映画を作ってきた状況が伝わってきます。 すごい映画を作る人は人心の操作に長けているので、”人が悪い”感じがあ…
マッティ・ペロンパーはもちろん、カティ・オウティネンさんも出てなくて、冒頭すぐゼレンスキー大統領がロシアのウクライナ侵攻についてコメントするのがラジオから聞こえてくる。今までと違う時代だ。いまこの瞬間だ。これまではこの監督の作品を、遠いヨ…
小説を2冊読んだところで、監督作品も見てみようと思いました。文筆家が映画監督をやる、というのはどういうところが難しいのか。 感想をいうと、ところどころ、ブツッ、ブツッ、と場面が変わって「え、その間どうしたの」と思うことがあったけど、全体的に…
「リバイバル69 伝説のロックフェス」を見た後に「おススメ」で出て来たので早速見ました。これも見逃してた。 「ダブルファンタジー」の盛り上がりと、直後の事件のことは生々しく記憶してるけど、あまりにジョンはすでに巨大すぎて、そもそも伝説のよう…
これ最高だなぁ。ロック原初のエネルギーの発露!みたいで。ロックの聖地というには辺境感のあるトロントの若者たちの思いつきだったのに、チケットを売るために必死にかけずり回った結果、回り回ってレノン&ヨーコに行き当たり、奇跡がなぜか降臨した、と…
この映画を初めて見たのは2014年。たぶんまだダブリンに行ったことはなかった。その後私が見たダブリンは日が短くて、とにかく小さな町で、この映画で見える範囲よりちょっと広いくらい、という印象だった。なんか、「吉祥寺」ってかんじ。 吉祥寺のはずれの…
1992年の作品。公開後わりとすぐに見た記憶があるけど、もっと明るい部屋でずっとからみあってたような印象だった。フランス人少女の家庭のごちゃごちゃのことも、忘れてた。 久しぶりに見直してみると、少女を演じたジェーン・マーチはアジア系の血も引いて…
他の人の映画感想を見ていたら、グザヴィエ・ドランってそういえば最近新作撮ってないな…と思い、Wikipediaとか見てたらこれを発見しました。カナダのテレビのために作った、約1時間×5本のシリーズもの。 ラルーシュ家というひとつの家庭の1991年(子どもた…
あー今回も危なっかしいティーンエイジャーの女の子だなぁ~と思ってたら、失踪したのは母のほうか!そしてすごいハッキングスキルでガリガリ、パスワードを暴いたり現地探偵を雇ったり、観光地のカメラの履歴を見たり、謎の真相に迫っていくのがこの子なの…
なんとなくゴシックホラー学園的な設定がちょっと惹かれる。ちょっと悪い個性的な美少女が7人。ヴァージン・スーサイズみたいな、女性監督の特徴がたっぷり現れた作品の一つといえるかな。 大罪の一つが優等生、ってところがちょっとつまらない気もする。彼…
これもまた佐藤泰志の原作。主役を演じるのは東出昌大。はなから彼は鬱という設定で、そういわれればそう見えるけど、彼のしっかりした体格や表情、力強く走る姿から、”暗さ”をあまり感じないのが、見ている者としては救いだな。その妻は奈緒。彼女の普通っ…
佐藤泰志の原作作品がまだ作られてるんだ。なら見る。 誰かが感想に、彼の原作作品の中では一番結末が明るいと書いてたけど、そうだな。鬱屈しているばかりで、上手に作品として表出することもままならない男と、欠落だらけの女。私には今も山田裕貴の良さが…
懐かしい!田舎の子ども(私)は、この番組をただぼーっと眺めてるだけで英語が話せるんじゃないかと思ってたっけなぁ。テキストを買ったこともあるけどまったく何もわからなかった。でも洋楽はもう聞き始めてたから、カーペンターズ、レイ・チャールズ、サ…
沖縄の西表島の炭鉱で働くために台湾から移住してきて、そのままずっと住み続けている人々がいる。国と国の関係は時代によって、政治や経済の影響でどんどん変わっていく。宣伝はお金と嘘でいっぱいだけど、見せられた夢に憧れる人の多くは失望する。失望し…
「SKIN」を見たときの印象を思い出した。説明のない、コントラストの弱い白黒みたいなカラー映像。というより、昔よくあった赤黒の二色刷りみたい。(最近見ないな) 白い肌でスキンヘッドの男は目立つ。言葉も通じないジャングルみたいな場所として描かれて…
<結末にふれています> とてもベタで懐かしさのある作品で、見ているとなんだか温かい気持ちになります。この監督のデビュー作なんですかね?作っている人の朴訥なやさしさまで伝わってくるような気がします。 どなたかも書いていたけど、最後をアンハッピ…
「X」がサイコならこちらは「マルホランド・ドライブ」のような面がある。田舎のちょっと可愛い子がオーディションを受けても通らず、だんだん狂おしくなっていく(パールは最初から壊れてるけど)。それでも家を出てしまえばいいじゃないか、テルマ&ルイー…
ミア・ゴス出てるだけで不穏だ。それに、シチュエーションが「悪魔のいけにえ」みたいでもう怖い。奴らがゾンビじゃなくて人間なのが怖い。いかにも、やられてしまいそうな、ちょっと無軌道なアメリカの若者たちを見てるだけで、ハラハラする。 その後の成り…
ゲール語の映画です。どこのヨーロッパの国?という雰囲気がただよっています。喉を狭くしてグイっと息を吐きだす音はドイツ語のようでフランス語のようにも感じられる。 著名な作家の女性が図書館で自殺を図り、その娘である双子の女性たちがダイイング・メ…
この映画ぜったい見たことあると思うんだけど、記録がない。機内とかで見てそのまま忘れてたのか…。美波も加瀬亮も浅野忠信も覚えてる、もちろんジョニー・デップと真田広之と國村隼も。家が燃えたときショックだったのも、「嘆きのピエタ」のような入浴の写…
これも公開時に見逃して以来、レンタルDVDが見つからなくて見てなかったやつ。VODばんざいだ。 音楽好きの仲間がポーグスのことをよく話してたけど、私はほとんど聞かないままだった。シェインってやつは、俳優で似ている人がいるとすると、妖怪俳優ティモシ…
hideが亡くなった1998年に私は何をしてたか?IT会社の派遣から社員になったところで、「Pink Spider」が、当時契約してたケーブルTVのSpace Shower TVでヘビロテしてて、鮮烈な印象があったのを記憶してる。まさにこれから世界に打って出るぜ!というときの…