2024-01-01から1年間の記事一覧
大島渚監督作品をひととおり見ようと思ったことがあって、多分そのときに「これから見る」に入れておいたんだろうな。サムネイル写真の栗田ひろみと石橋正次の笑顔が明るくて、見てみました。サムネイルが白黒なのに、映画派カラーなんだな。栗田ひろみも石…
面白いミュージシャン、変わったミュージシャン、天才的ミュージシャン、鬼才、奇才、等々の評判は聞いていたけど、肝心の楽曲はあんまり聞いたことがないザッパ。(今ふと、「三遊亭」とつけても座りがいい気がする) ジャンルを超える良い音楽を真剣に模索…
スペインに呼ばれて見てみました。今ちょうど、年末年始に貯金を取り崩して久しぶりのヨーロッパに行こうという暴挙を計画していて(経済的に暴挙といえよう)、マドリードからロンドンへのチケットが高すぎて泣きそう、でも他に選択肢はない、と思って払い…
<結末にふれています> アメリカで、インド出身の女の子たちに何者かの呪いが迫る。「プージャ」祭りを抜け出したり、アメリカの子たちとも仲よくしようとするサミ。同郷の少年の死につづいて、最近距離を置いていた親友のタミラが姿を消し、サミの白人のボ…
アメリカ版”わが母の記”で、私は息子を持つこともなかった女性なので、この中の誰の立場でも”なつかしさ”を感じることはないんだけど、こんな家庭もあるのかな、と見させてもらいました。 女は中学生でも女だし、母になっても子どもが大きくなっても女だ。と…
音楽映画ってほんとに見つけにくい。どんなにアンテナを張ってるつもりでも、公開に気が付かないし、VOD化も見落として何年もたってしまうのがザラ。 見つけたらすぐに見るべし。でローレル・キャニオン。聞いたことあるような、くらいでほとんど知らなかっ…
変なもの読みたさで、つい原作はAudibleで聴いてしまったのですが、映画版はほぼ同じ内容でしたね。雨穴さんが冒頭で「第5章」って言ってたけど、あまり追加はなかった。とはいえ、問題の家が立体化してみると、ジャパニーズ・ホラーっぽく真っ暗で汚れた感…
中国系アメリカ人メイ・パンの生家が「OKランドリー」って、”エブエブ”を思い出しますね。で、失われた週末って、一般大衆がジョンの動静を知ることを失われたってことだな。アガサ・クリスティ失踪事件みたいにマスコミから「失踪」した、という。 割と最近…
「バンクシー展」をうたった多数の展覧会と同じように、バンクシーを取り上げたドキュメンタリーは他にもあるけど(招待を暴こうとするやつ)、これは本人に近い人たちが、彼を守りつつも、アーティストとしてのバンクシーがグラフィティの世界にどんな風に…
これも吹替で見ました。目が疲れなくていい…。 私が小さい頃に日本に来て試合をしてたみたいだけど、プロレス好きが周りにいなかったので、彼らのことは全然知りませんでした。この映画が公開された時期にWikipediaを見て、全員同じ病気でもなく、精神の問題…
<結末というか考察を含みます> 忙しいなか、シリアスなドラマよりは感覚で見られそうなので、これを見てみました。途中までいつものように字幕で見てたけど、不可解過ぎてあたまが疲れてきたので、吹替に切り替え。(最近本をAudibleで聴いてる。目が疲れ…
U-NEXTで見ました。タランティーノ特集→イーライ・ロスのホラー映画レビュー→イーライ・ロス監督作品、と見てくると、彼らがどんな気持ちでホラーやスプラッターといったバイオレントな映画を作っているかがだいたいわかってきた気がします。 この映画でむや…
こういう映画は、疲れてて何も考えたくないとき、何の期待もせずに見られます。ときどき、それでも腹が立つような作品に出会ってしまうこともあるけど、純烈という人たちは名前も面白いし歌もアクションも「ひどい!」と思うことはないので、余暇の娯楽とし…
なぜ?と思われるだろうなぁ。実は先日、とある筋のご招待をいただいて、純烈のライブを見てきたんですよ。テレビで見るよりさらにスタイルが良くて、大人なジェントルメンで、とても印象が良かったです。ムード歌謡のファンではないけど(むしろ元パンクス…
スプラッター・ホラーだと見る前から知ってるのってなんか嫌な気分。でも知らずに見ると途中でギブアップしてしまいそうなので、がんばってみる。 見てみたら、なんか、楽しいSMの世界?かなり明るい人たちが、ジョークで演じてるようで、いくら絶叫しても少…
コッポラの妻(ソフィアの母)が撮ったフィルムがベースになっているらしい。映画一家だなぁ。しかしこの、狂気と言われた撮影現場に小さい子を二人連れた母がいたとは、どうなんだろう、過酷すぎないのか? あの映画は、いま思うと多分、1979年ロック少女の…
加藤和彦といえば、ヒットした「帰ってきたヨッパライ」がその後何年もあちこちで流れていたので、私の時代の曲ではないけど小さい頃の記憶としてある。「あの素晴らしい愛をもう一度」は中学のときかな、合唱したので聴くたびに今も脳内でハモってしまう。…
これで、ひとりタランティーノ特集も終わりだ。なんか寂しい。 <以下、結末にふれています> 改めて。これはまたひどい映画だな(けなすつもりではない)。。。 ブラピとデカプリオ。デカプリオは映画スターでブラピはスタントマンの役だけど、ヒーローはブ…
タランティーノ作品に過去につけた点の中で、これが一番低かった。でも今回は、実に面白い映画だと思っている。いつも出てるサミュエル・J ・ジャクソンが、今回はまるでアガサ・クリスティの密室ミステリの探偵みたいだ。今までで一番ミステリー要素が強い…
ジャンゴ=ジェイミー・フォックスは精悍でスタイルが良くてカッコいい。クリストフ・ヴァルツは「イングロリアス」ほどのケレン味はないけど、詐欺師の演技もうまい。ファンになりそうだ。召使長のサミュエル・J・ジャクソンは、うますぎて誰だかわからなか…
タランティーノ監督作品を片っ端から見直してるわけですが、これはけっこう苦手かもなぁ。というのは、軍服の人たちが人を殺す場面は、見ていて苦しいから。たとえナチスであっても、”ショッカー”みたいな下っ端の人たちにいい思想も悪い思想もなく、善だろ…
現状、上映会でしか見られない2023年制作の自主映画。1950年代以降にアメリカやヨーロッパ、ソ連や朝鮮半島で行われてきた原爆と水爆実験による、知られざる被ばくの実態をしずかに追った作品です。わざとらしい帰責が感じられず、家族や友人たちが一人、ま…
デス・プルーフなんて、面白いことを考えたもんだ。なんとなく、子どもの発想って気がする。そこがいい。 カート・ラッセルが鬼畜なテストドライバー、素敵なギャルをナンパしては地獄へ送る。ゆがんだ欲望の現れだ。。。しかし最後にナンパしたギャルたちは…
Vol.2のほうが、初見のときの印象が残ってない。「ビル」が特段こわくもなく変でもない、一見ふつうのおじいさんだったところから始まるからかな…。愛人に父親と紹介されて、デタラメな話を合わせさせられるのって、けっこう殺意わきそうだな。 という過去の…
ひとりタランティーノ特集のつづき。この人の作品は、”映画好き”になる前からずっと見てたので、感想を書かないまま来てしまってた。この作品も感想を書くのが初めてだなんて、我ながら意外。 遡ってパルプ・フィクションを見て、ミアは確かにユマ・サーマン…
ひとり「タランティーノまつり」継続中。 これを見るのはかなり久しぶり。25年ぶりとかかもしれない。冒頭からまるで70年代のブラックスプロイテーション映画風。ファンキーでかっこいいなぁ。パム・グリアがとにかく凛々しくて美しい。タランティーノが若い…
「タランティーノ見直し特集(個人的に)」2本目。公開当時は、私は映画の人ではなくて音楽の人だったので、バンド仲間とこの映画のことをずいぶん話した気がする。当時は、なんてカッコいい、センスのいい映画なんだろう、と思ってうっとりしながら見た気が…
タランティーノのドキュメンタリーを見たら、彼の監督作品を全部見直したくなりました。これは見たのが昔すぎて感想を書くのは初めてですね。 あのドキュメンタリーと、U-NEXTでイーライ・ロスが監督した「ヒストリー・オブ・ホラーズ」シリーズを見た後では…
U-NEXTに3シリーズ載ってたので全部見ました。面白かった~~~ イーライ・ロスは、タランティーノ監督のドキュメンタリーにも出ていた、実直な役柄を演じることの多い俳優だけど、監督としては酒池肉林のスラッシャー映画を作る人だったらしい。彼の他に、…
タイムループものって、だいたい面白い。「ビューティフルドリーマー」とか「ヨーロッパ企画」関連とか最近よく見てるのに、まだ見てみる。冒頭からマキタスポーツのお調子もの部長のキャラが冴える!で、絶対まずそうな”味噌汁炭酸タブレット”のマーケティ…