CBGBものの映画はこれが3本目。(これ以外はドキュメンタリー)
毎回書いてるけど、初めてのアメリカ旅行でNYに行ったとき、ダコタ・ハウスとCBGBの前まで行って写真を撮ったくらい、私にとっては血沸き肉躍る場所です。
これ、ドキュメンタリーじゃないところが逆にいい。当時のめちゃくちゃな若者たちの飛ばしっぷりが可愛くて。私の中ではロンドン・パンクはアホっぽくてニューヨーク・パンクは知性派、みたいな先入観があったけど、どっちもどっちだ。(すみません、ロンドンのみなさんもニューヨークのみなさんも)
主役がアラン・リックマン?!制作年は2013年でした。ヒリー・クリスタルが2007年に亡くなったのも残念だけど、アラン・リックマンも2016年に逝ってしまったし、出演ミュージシャンのうち、ラモーンズなんてオリジナルメンバー全員故人だ。
フィーチャーされているアーティストのうち、日本で名を成さなかったのがデッド・ボーイズ(彼らも文字通りオリジナルメンバーすでに故人)だけど、たまたま買った輸入盤の確か「The Great Punk Album part 1 & 2」みたいなアルバムに数曲入ってたので記憶してます。それにしてもロン、じゃなくてルパート・グリント、いい感じなジャンキーでしたね。なんかこの映画、トイレがすごく汚いからだけじゃないと思うけど、「トレインスポッティング」とか思い出します。
ポリスに関しては、活動拠点は主にロンドンだったということなので、CBGBの出演は限定的だったのではないかと思います。パティ・スミスはマクシスのことも話してましたね。ルー・リードがなんか大御所っぽかったり、イギー・ポップがくねくねしてたり、でもボウイやスプリングスティーンは噂されるだけで出てきませんでした。
全体的に、コミカルかつエネルギッシュに当時のCBGBを描いてくれていて、まぶしくも幸せな時間でした。劇場にはおじいさん寄りのおじさんたち9割とおばあさん寄りのおばさん(私だ)が占めていましたが、みんな目を輝かせて、おそらくいつもより足取りも軽く、饒舌に、帰路についていました。


