2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「夫のxxが入らない」くらいインパクトのある邦題だ…副題をはしょろうかと思ったけど、このまま載せます。KINENOTEでフォローしている方が感想を書いてて「そんな映画があるのか!」と見てみることにしました。なぜなら…私この博物館、行ったことがあるん…
これも公開当時からずっと「見たい」に入れてた作品。とっくにソフト化されてたんだなぁ。 この映画は日本映画なんだな。「ユジクV」の才谷監督がどうしてもノルシュテインの「外套」が見たくて、スタジオに押しかけたということの経緯をそのまま映画として…
やっと原作が読めたので、VODで再見。 映画は現実より美しく撮ってある、と言った人がいた。その通りだなと言わざるを得ない原作でした。アマゾンもキャンプサイトも仕事は相当苛酷で、かなり頑健なおばあちゃんたちでも音を上げるような重労働。時間を短縮…
太陽の塔の内側みたいな絵ばかり一生描き続けた謎の異才、天才というより異端、だと思っていたので、あまりに正統派的な取り上げ方がちょっと意外です。冒頭にタルコフスキーの引用があったり…。 ボスの名字の表記はドイツのボッシュ社と同じで、オランダ人…
ジェシカ・チャスティンの出てる映画も、面白いものが多いなぁ。監督ノアーロン・ソーキンは「ソーシャル・ネットワーク」だの「マネーボール」、「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を書き「シカゴ7裁判」は脚本+監督をした人だ。つまらないわけはない。…
これもずっと見たかったやつ。1991年7月にハイドバークで行われたハリケーンチャリティコンサートのことを、当時ロンドンに駐在していた同僚が感激してレポートに書いてきた(公園なんでどこからでも聞けたらしい)。こんな土砂降りで、ダイアナ妃がこんな風…
「濫読(乱読)」に匹敵する「どんな種類の映画でも見る」という言葉が欲しい。この作品もU-NEXTにあったので見てみました。アニメもあるようだけど、これは実写版。テレビドラマだけだと今VODで見られるものは少ないけど、映画化されてたおかげで見る機会が…
<ネタバレあります> あの「恐怖の報酬」のクルーゾー監督。追い詰めるようなスリルを演出させたら、右に出るものはありません。 この作品ではシモーヌ・シニョレvsヴェラ・クルーゾー(まだ監督と結婚する前だけど)という構図があって、ヴェラの悪い夫は…
これも「クレイジーホース」と同じワイズマン監督作品。という流れもあって、同様にダンスを演じるシアターものとして延長線上に見てしまいそうだけど、パリの人たちから見たら、ヌードで踊るスタジオとオペラ座を同列に語るなんて!って怒られちゃうのかな…
性懲りもなく、またシックな窃盗団が強盗に励んでいます。今回は「峰不二子」役のロッサナ・ポデスタ嬢が中心。欠点のない顔立ち、豊満な体つき、なにかモニカ・ベルッチを思い出します。ここまで来ると「バーバレラ」byロジェ・ヴァディムっぽっくなってき…
軽妙でシックな窃盗グループの大冒険、じゃなくて窃盗事件。よく見るとなかなかの大所帯ですね。中に一人、一度見たら忘れられないような美女が混じっています。ほかは手練れの泥棒たち。映画の紹介文には「日本のルパン三世が影響を受けた」と書いてありま…
ショーン・ペンが彼を演じた映画を見てけっこう衝撃を受けたのですが、これは当人に関するドキュメンタリー。彼自身が暗殺されたことを市のスポークスパーソンが発表する場面から始まります。 ショーン・ペン、顔が似てるわけじゃないのに、印象がソックリで…
面白い…なんて面白いんでしょう。1970年代にグリーンランドで初めて現地語でロックのレコードを出した「スミ」というバンドがあった。メンバーにも、ファンや関係者として発言する人たちにも、明らかにモンゴロイド系が多い。スカンジナビア半島やアイスラン…
小さい頃に聞こえてきてた韓国の歌はチョー・ヨンピルの「釜山港に帰れ」だったのだ。K-POPが世界を席巻して、私まで少女時代や2PMのCDを買ったり、BTSがアメリカで売れたりする時代が来るなんて想像できなかった。でもこの映画は、あの歌そのままの世界なん…
<結末にふれています> いちばん多感な頃の少年少女が、大人の都合で振り回されて、恋や自分の夢と家族の間で揺れ動く。一見ガサツだけど誰よりも繊細な少年を演じるリヴァー・フェニックスが素晴らしいです。彼女に出発を告げるときに震える口元とか、家族…
宝塚みたいなもんかと思って見始めたので、ちょっとびっくりしました。 フランスの女の人ってこんなにキレイなのかー、など戦後の小学生のような感想を書きそうになるくらい(書いた)、ほんとに美しいですね。同じ女性というのもおこがましい、多分違う生き…
<ネタバレあります> 「妹」を見たらこれも見るでしょう。 「妹」と同様、抒情的な「かぐや姫」の世界がバイオレントな藤田敏八風味になっています。何度も引っ越ししては、いろんな隣人たちと出会ったり兄に再会したりするけど、最後は妻がおかしくなって…
<結末にふれています> 姉が「かぐや姫」のLPレコードを持っていて、「妹」や「赤ちょうちん」をベースに、秋吉久美子を主役にして作られた映画があることは当時から知ってたけど、まぁ子どもの見るものじゃないですねこれは~。少女みたいにあどけない秋吉…
表のほうの「ゾッキ」を見たあと、「裏」も楽しみにしてました。 蒲郡、めちゃくちゃ協力的というか大歓迎だな…。東京とまるで逆だ。こんなに地味な作品なのに(笑)市長こんなにがんばっちゃって大丈夫なんでしょうか(笑) 蒲郡、ほんと静かな田舎町だな……
コロナウイルス感染拡大の初期に横浜に寄港して、大きな話題になったあのダイヤモンド・プリンセス号の中にいた人たちの撮りだめた動画と体験談による、生々しいドキュメンタリーです。これすごく見たかった。2020年が明けて春に向かうころ、ニュースを見な…
この映画も今、見る人いないだろうな… その後のメグ・ライアンやキャメロン・ディアス、リース・ウィザースプーンとかに続くラブコメの女王として、ゴールディ・ホーンの名前は知ってたけど、若い頃の映画を見たことがなかったので、ずっと見ようと思ってた…
キューブリック関連で「愛された男」「魅せられた男」というドキュメンタリーがあるように、デニス・ホッパーにも彼のドキュメンタリーを語る右腕がいたんですね。その名はサティヤ・デ・ラ・マニトウ。友人でありながら私設秘書みたいな役割をやってたよう…
U-NEXTで配信されているのを、つい見始めてしまった。 第1シリーズの監督はキャリー・ジョージ・フクナガ。「闇の列車、光の旅」、そして今をときめく「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の監督。このシリーズ面白いもんな~。抜擢されるよな~。 今日半分くら…
<以下、ネタがバレているかどうか不明> ふーむ。わかったようなわからないような。 コロナというより黒死病のような怖い病気が流行っていて、それを避けて山小屋にこもった家族もお祖父さんを葬らざるを得なかった。でも外の人々は誰もマスクしてないのは…
監督は「不都合な真実」の製作に携わった社会派で、話題の「コンテイジョン」や最新の「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の脚本を書いた実力派。実際、スリリングだけどしっかりとした構成。アダム・ドライバーが演じてるからというのもあるだろうけど、重厚…
「潜水服は蝶の夢を見る」など、私のわりと好きな作品をたくさん撮ってるシュナーベル監督。ゴッホは幸せに生きた人ではないってわかってるから、見るのがちょっとツライなぁ(「潜水服」もだけど)、でも、ゴッホが見た本物の糸杉が見てみたいと思って見て…
WeWorkの評判や、ソフトバンクがなぜか出資してしまった話は見たことがあったけど、このドキュメンタリーでやっと状況が理解できました。アダム・ニューマンなぁ…ITというかアメリカのベンチャー界のビッグマウスとしてスティーブ・ジョブズ、イーロン・マス…
<ネタバレあります> 映画の紹介文にすでに、「8歳の少女が殺人事件を起こす」と書いてあるし、ジャケット写真を見るだけでネタバレ感がありますが、少女の母がやけに気にかけている連続殺人犯の女性の話やタイトルから、この作品のテーマが”犯罪者の遺伝子…
友達(女性)がゲームにハマって、歌舞伎町の名が出るたびにいちいち「龍が如くみたい」って言うので、試しに見てみます。 上京以来ずっと歌舞伎町は近くて遠い存在…。よく通るけど、奥までは行かない町。歌舞伎町が舞台の映画とかドラマってけっこうあると…
1961年に国連事務総長が乗った飛行機が落ちたのか。衝撃的だな。平和の使者のような人が…と思うけど、大きな利害が彼にかかっている人もいたのか。 監督が映画冒頭からインチキ臭い、という理由で、内容もマユツバものかなと感じさせるけど、見せ方が取材さ…