2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ダブリン版「青春デンデケデケデケ」? 「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」ときて、次回作が来た!とくれば、きっとまた普通の子たちの切なくて美しい歌とお話なんだろうなぁ、いいよ何作でも作って!とワクワクしてたのですが、こう来たか!まさ…
マイケル・ムーアって日本人みたいね、自分の国を批判するところが。 今回も面白かったし説得力もあったけど、最初に主張があって、それを補完するためのストーリーを、事実を使って組み立てていく。その趣旨は常にアメリカ批判。謙虚にも見えるけど自虐的で…
前にも一度見てるのに、感想を書かなかったのでうっかりまたレンタルしてしまった。 1985年のアメリカ映画。 今から30年前と言っても、文化的にはそう変わっていないはずだけど、植民地での欧米人の描き方が昔っぽい。現地人と欧米人との間に厳密な一線が引…
いつも出てるこの好青年(リカルド・トレパ )は、監督の孫なんですね。 この映画には、その青年と美しい嫁の老後の姿として、監督夫妻ご自身が出演しています。 なんかすごい家庭内手工業感!うむ、なんだろう、この人の映画は他の映画監督と考え方が根本的…
キネマ旬報1位! と聞いて、大泣きするのか、大ショックがあるのか、などと身構えてしまったけど、しみじみと暖かい映画でした。暖かいというのは、いいことが起こって嬉しくなる映画という意味では全然なくて、人の明るさや温もりが当たり前のこととしてあ…
2012年の作品。 画面構成が中世の静物画みたいで美しい。けど動きがない。 すごく昔の、映画技術があまり発達していない街で作られた映画みたい。 でも、それにしても本当に美しい。あ、帰ってきた息子、アンジェリカに惚れた青年だ。ブロンド少女に惚れたの…
やっぱり、うまいというしかないなぁ。 ウディ・アレンってヤバい人だけど、人間の中のズレたり壊れたりした部分の”おかしみ”を、これほどユーモラスかつシリアスに表現できる監督って、後にも先にもいないと思う。 チャップリンの映画にも、彼本人を映した…
絶対一作目から見るべきだった映画。失敗した〜〜。気を取り直して。 インドのジャイプールには昨年行ったので、「ピンクシティ」と呼ばれる赤い外壁とか名所の数々が蘇ってくるのですが、そこに?イギリスのお年寄りが移住?というのがむしろピンと来ません…
2004年と意外と古い。今から13年前。 妻夫木聡も若いけど、安藤政信もまだ少年だし、星野源!がその後ミュージシャンとして成功したり、ドラマの主役をやるなんて誰が思っただろう??なかなか私好みの俳優さんがたくさん出てるし面白いけど、それっほど印象…
私この世界好きだな。 快楽の中に生きるかんじがいい。ろくでなしで全然かまわない。人は好きなように生きろ、と神様に言われて生まれてくる。何がいちばん欲しいかだけ考えて、死ぬまで生きればいいんだ。パトリス・ルコントの作品を見るのが初めてってのは…
2013年のフランス映画。 1969年(当時ドヌーヴ26歳)のミス・ブルターニュ(演じるのはカトリーヌ・ドヌーヴ今は70歳)が、うんと若い男にバーでナンパされる、孫の祖父(自分の夫ではない)といい感じになる。元々が世紀の大美人とはいえ、今はいいばあちゃ…
この映画見たかったんだ。 なかなかちょっと切ない、「愛ってなんだっけ」と考えさせられる映画でした。 男の方は、キアヌ・リーブスの頼りないところを抽出した感じ(こういうのが不思議とモテるんだ)で、女性は文句なしにチャーミングで人目をひくタイプ…
インド版「ダイ・ハード」という感じの映画でした。1990年の映画(写真を見るとランボーっぽい)の続編らしい。KINENOTEデータベースにないようなインド映画を、なぜフィンランド航空の機内で上映してんだろう?不思議。インドでは、貧富の差やお金持ちが貧…
むむむ。 阪本順治監督に、藤山直美!彼女の演技は本当に素晴らしく、岸部一徳も斎藤工も冨浦智嗣も団地妻の皆さんもとても良いんだけど、宇宙船が出てくるあたりから、どこまでやるべきなのか疑問がわいてきます。 個人的には「顔」みたいにまとめて欲しか…
日本未公開ながらTSUTAYAの配信で見て爆笑した「SPY」と同じ監督。 あっちの主役はこっちのNo.2役メリッサ・マッカーシー。 同じようなノリで明るく暴れまわるんだけど、んー、面白いけど、昔のネタをちりばめて盛りだくさんなんだけど、ゴーストバスターズ…