2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ケーリー・グラントとデボラ・カー。美男美女だけどお人形みたいじゃなくて随分、人間くさい二人です。といっても年齢差大きそうですね。1957年のケアリー・グラントは53歳、デボラ・カー36歳、その差は17歳。 デボラ・カーの服は、遠目では彼女を美しく見せ…
逆の順番で見てしまったけど、第一弾は第二弾よりもっと冒頭の映像がチープだな・・・きっとこれが当たって、次はもう少しお金をかけてもらえたんだろう?この映画に関しては、こっちを後に見てよかった。続編はドタバタコメディだけどこっちはラブコメ。順…
テレビでやったのを録画しといて、だいぶ経ってから、しかも、続編のこっちを先に見ました。という期待しにくい状況だけど、面白かったですよ。ワザとっぽい設定やユーモアも、毒がなくて楽しい。 どうしてもこのロージー・オドネルが「SPY」や「ゴーストバ…
2010年も、もはや遠くなりにけり、と思うけど、この映画が作られたのは1984年だから「2001年」より16年も後。でも、改めて見てみると、こっちは80年代の映画らしさが溢れてますね。セリフが多くて登場人物がフランクで。そういう作りが、「普通」です。 「20…
何回見てるんだ。と思うくらい見てますが(VHSで持ってるくらいですから)、改めて新しい発見があったりします。 1968年制作だなんて、毎回信じられない。これが68年作なら、同時代やその後の粗い映画はなんなのか。キューブリックの前にモノリスが現れたの…
面白かった。韓国版「ジャンプ(原作、佐藤正午)」みたいな、妻を探し求めるロードムービーで、コメディなんだけどシリアスな部分もある。いかにも女性にモテそうなチ・ジニ(テレビの「チャングム」の官僚ですね)に、同行する三枚目の友人は俳優としても…
大杉漣ってやっぱりいいね。まっすぐに、心からの言葉として、役の言葉を言えるのが素晴らしい。この映画は役者さんがみんないいです。五頭岳夫というんですね、あの汚れたトレーナーを着た年配のおじさん。実際いるんだろうな、わるい人たちの悪意をいっぱ…
2005年のベルギー・フランス映画。今から14年前。 自分の赤ちゃんが「売られる」というのは、親にとって何より許しがたいこと、と想像します。幼くても母親のほうは卒倒するほどのショックを受けるけど、 父親にはその重みがまだちっともピンとこない。そし…
冒頭、いや、タイトルからB級の匂い。すごく低い点をつけたい衝動がムズムズするけど、私は嫌いじゃないなぁ〜。コーエン兄弟xロバート・ロドリゲス、マイナス50、みたいな感じで、とことんバカバカしく、ドッカンドッカンやろう!という勢いが好き。ポール…
うわー、フランス的!冒頭のタイトルのバックは、女優一人ずつ大輪の花、花。ドラマが始まっても、やたら鮮明で濃いカラフルな色合いの室内に、華やかで自己主張の強い大輪の女優たちがひしめいています。何これ! 貫禄だらけのカトリーヌ・ドヌーヴ、お堅い…
1942年のハリウッドで作られた反戦映画。7年前に一度見たときには、第二次大戦真っ最中にこれほど挑戦的な映画を作れるアメリカってすごい!と衝撃を受けたことだけはよく覚えてます。 キャロル・ロンバードがすごく綺麗。いつもドレスアップしている女優の…
2013年の韓国映画。 韓国って国は、本当に表面しか知らないので(他のどの外国もそうだけど)、賑やかな都会や平和な山あい以外の、特にアウトローの世界ってグイグイ惹かれますね。 でもこの映画とはあまり相性が良くなかったみたい・・・人物はわりあい清…
大丈夫、がっかりしたりしません!最初から娯楽気分で見てるから。<ネタバレあり> タイトルはむかーしから知ってたし、魔女の一人がシェールだということも覚えてたけど、悪魔がジャック・ニコルソンかぁ。シャイニングとか「郵便配達」の影響かしら。あと…
1994年のイタリア映画。イタリアの小島に亡命してきたチリの共産党員の詩人と、島の郵便配達人との素朴な友情を描いた作品。こういう素朴な映画ってわりと好き。優しい気持ちになります。 パブロ・ネルーダはノーベル賞を受賞した偉大なる詩人だそうです。共…
原題は「frequency」。ここでは「周波数」ですね。日本語にしてしまうと身もふたもない。 邦題は映画の内容が全く想像できないタイトルになってしまってますが、オーロラはこの映画の中でかなり重要な要素です。ニューヨークでオーロラが見える頻度ってどれ…
怖い映画ですね〜。「ドラキュラ」みたいな昔のホラー映画並みに怖いです。老女であり狂女であるという役柄の描き方は、モンスターのようで、その人間的な背景については最後の最後まで見えてこない。ベティ・デイヴィスやジョーン・クロフォードのようなプ…
昔ってプラットフォームのずいぶん端っこまで人が立ってたんだなぁ!そんな駅で「電車の仲間」(ご近所さんなんだろうけど)ができたり、岸恵子のあだ名が「目玉が大きくてちょいとズベ公だから、金魚」だなんて。ちょっとリアルには想像できない日常です。 …
不倫のお話だったのね。田舎からシカゴに出てきたばかりの純情なキャリー(ジェニファー・ジョーンズ)は、工場の作業に馴染めずすぐに首に。列車の中で知り合った男にうまく愛人にされた彼女を見かねて、高級レストランのオーナー、ジョージ(ローレンス・…
こういう感動って、今の日本にはないよな。ない方がいいのはもちろんなんだけど。拷問があると知ったとして、まず私たちにないのは、怒るパワーかもしれない。卑近な例だけど、色々うまくいかなかった頃、何を言われても怖いだけで怒りを感じなくなってた時…
映画の冒頭の、二人の女子学生の部屋がすごく印象的。 窓際においたテーブルの上に、箱型のsんプルな水槽があって、金魚が二匹泳いでる。水槽の奥の面には風景写真が貼り付けてあるので、ヨーロッパの街並みを金魚がひらひらと泳いでるような、不思議に美し…
純粋なハリウッド娯楽映画なんだけど、いろんな時代の波が感じられて興味深い。 ”ブラック・エクスプロテイション”映画とその流れを汲む映画以外で、主人公のヒーローがアフリカ系という画面が見慣れないんだけど、それにも増して見慣れないのが、彼の妻が”…
<ネタバレだらけ注意> 新しい切り口。 異形のものを珍しがったり面白おかしく取り上げるようなことを映画ではもうしない、と決意した人たちがいる。この映画では、自分でコントロールできない強力な超能力をもった少女は、その能力を中心に描かれることは…
2001年の韓国映画。 坊主頭のヤクザを演じるチョ・ジェヒョンの風貌はわりと「濃い系」。韓国ってふわっと長身な人が多い印象があるけど、彼はもう少し南の人に見える。香港とか? 相手の清楚な女の子はソ・ウォン。怒った顔がキュートです。いつの時代か知…
1985年のアメリカ映画。 マーティン・スコセッシがこういう映画も作るのね。日常生活のなかで、ちょっぴり冒険心を起こしたロザンナ・アークエットって何に出てたんだっけ・・・このコケティシュな感じ。彼女に誘われたら、手持ちのお金がなくても夜中に出か…
1948年、戦後すぐのアメリカ映画。 レオナルド・デカプリオ版とロバート・レッドフォード版の「華麗なるギャツビー」を見た後、例の大きな眼鏡の看板がこの映画でも大きい存在感なのか?がどうしても知りたくて、これもレンタルして見ました。 そうしたら、…