2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
すごく面白い! 人間と同じ大きさの、難民化したエイリアン。感染してエイリアン化する普通の男。 肌の色の違う人間のギャング。天才科学者のエイリアン少年。そんなSFマンガみたいな世界観を、ドキュメンタリーとして撮る!という設定。これ、いい発想だぜ…
青年マンガ誌の、とばして読むマンガ、という感じで、苦手分野なのですが、タイトルにちょっと惹かれて見てしまいました。 あんまり暴力的じゃなくて、単純に面白いのですが、やっぱり苦手だなぁ、このエネルギー過剰な感じ。でも文太さん、石橋正次、等々好…
ナオミ・ワッツやっぱり最高。 美人の役をやれば美人に、不美人の役をやれば普通に見える。 死にかけている役をやれば死にかけるし、元気な役をやれば元気だ。 ユアン・マグレガーも大好きだけど、彼は何をやってもユアン・マグレガーだ。 この映画は中休み…
いやー面白かった。 スケベで変なもの吸ったりしてるけど、テッドはやっぱりモッフモフで可愛い。マーク・ウォールバーグは貫禄のボケっぷり、ミラ・クニスは衝撃的な美しさ。見とれました。 予告編の見すぎか、そうとう下品だなーと思ってたけど、それほど…
面白かった。単純にハラハラドキドキ。 ボーイングの航空ミュージアムで、エアフォース・ワンつまり大統領専用機の本物を見て「うわ〜」と喜んだことがありますが、そこが舞台というだけじゃなくて、大統領ご本人が敵と対峙するお話だったのね。軍隊のある国…
2007年といっても、もう8年も前かぁ。 ”小泉改革”という言葉の古さが、日本の政権の短さ、移り変わりの激しさを表しています。「精神」が強烈だったので、この映画も楽しみにしてました。完全ドキュメンタリーということなので、まっさらな頭でリアルタイム…
2010年作品。 ウディ・アレンってここ何年も、同じような映画をいろんなロケーション、いろんな俳優さんで撮り続けてるけど、不思議とどれも面白い・・・。 大好きなナオミ・ワッツが、この映画ではイケてるけど微妙に男心を読みきれない、惜しい女というい…
この映画好き。 SFサスペンス・ロマンス、というようなジャンルだけど、音楽のセンスがとてもいい。テンポが快適。 マット・デイモンはいつものとおりだけど、熱くてこなれてていい。 エミリー・ブラントが綺麗で柔らかくて素敵。ダンスも素晴らしい。 SFの…
懐かしいような気持ちになる、ハートウォーミングな映画。 アポロ11号の月面着陸のことは、NASAがウソの映像を流したんじゃないかという都市伝説がまことしやかに語られていますが、この映画ではオーストラリアの受信施設でその音声や映像を受信した人た…
1960年作品。 ジョン・ウェインが出ているコメディだなぁ、くらいに流して見ていたんだけど、途中で、象が出現する場面の定番テーマ曲「子象の行進」が流れて、はっ!この曲はこの映画のために作られたんだ!と気付きました。それだけでも、見てよかった。2…
1960年の作品。 「銀残し」っていうんですか? 空の色が「にび色」みたいで、晴れているはずなのに真っ暗だったり、病室の壁の色が闇に溶けていきそうだったりして、登場人物(特に、若くて鼻っ柱の強い岸恵子!)は元気なのに、なにか暗い思い出のような色…
予告編や前評判から、わかりやすい映画を想像してたんだけど、すごくわかりにくかった。 人間関係も、事実関係も、ストーリー展開も。空気感も、ほっこりしていいのか悪いのかもわかりにくかった。 困ったなぁ、という感じです。
1974年作品。 実に面白かった。 300分もあるけど実態は50分ドラマ6回分。出演者はわずかな部分を除いて夫婦二人だけ。 初々しい(といっても結婚10年目だけど)おしどり夫婦に破綻が生じて、その後さまざまな軋轢や苦悩や逃避の年月を経て再び・・・と…
1985年の作品。 健さん映画で、彼がヤクザくずれというクラシックな設定なんだけど・・・ なにしろ田中裕子が最高にキレイでびっくりしました。 いわゆる西洋風の美人じゃないけど、肌や髪がきれいでほっそりとして、まるで少女みたいです。林静一の絵みたい…
おや、子供たちがなんだか大きくなってる。 もしや、「6才のボクが、大人になるまで」と同じ手法?こちらのほうが期間は短いけど、公開は先ですね。 この映画での年月には、パパが服役している期間っていう意味がある。ただ切り取った時間ではなくて。「ひ…
3部作の3本目。 最初に見た「愛」が意外とシンプルだったので迷ったけど、やっぱり3本全部見てよかった。人間を3面から見てやっと立体に見えてくる、というような意味で。 あえてシンプルに撮るのね、この監督はきっと。ドキュメンタリー的に。 タイトル…
1976年の作品。 その頃のテレビの刑事ドラマみたい!いや、昔の怪獣映画? テーマが重いから、「復讐するは我にあり」みたいなシリアスタッチの映画を予想してたら、軽快な音楽。そもそも高倉健の相手が中野良子というだけで、テレビ感がかなり強いですね。…
1958年、昭和33年の作品。 暴れん坊の無法松を三船敏郎、軍人の未亡人を高峰秀子。この二人が本当にはまり役。 三船敏郎ってこういう、エネルギーもてあましてる熱い男を演じさせれば、これほどぴったりな人はいないですね。無法松の純情に、最後は涙して…
1976年作品。 初めて見るけど、驚くほどヒッピーでウッドストックな作品。 男は長髪に髭面、女はカーリーヘア。 当時こどもだった私は、テーマ曲のヒットしか知らなかったし、映画を見ても多分「ナニコレ?」としか思えなかっただろうな。そういう大人の世界…
あ〜〜、ウルサイ。音楽がずっと大きく鳴りっぱなし。 演技のテンションも、上がりっぱなし。 画面のひとつひとつは熱くて締まっててうっとりするほどだけど、もう演出が過剰で過剰で・・・。 なんか龍馬伝っぽいと思ったら、龍馬伝の監督がNHKを辞めて撮っ…
原題は「The Beguiled」。「騙された者」って意味かな? 騙されたのは誰なのか。 それにしても、「白い肌の異常な夜」ってB級怪奇映画かポルノみたいな邦題だなぁ。 白くない肌の人も出てくるし、「白い肌」で女性を表すのは、今だったらないと思います。ス…
草刈民代の演技にとてもリアリティがありました。 ただ、彼女自身の戸惑いが強すぎて、人の命を何十年も預かってきた医師という職業の人には見えにくい。 感情がゆらぎすぎて、医師としての判断の前に気持ちで操作を行ったと思われてもしょうがない。 その人…
1936年作品。嬉しくなるくらい昔ですね。しかしセリフが聞き取りづらい。字幕が欲しい〜。映画は、意外なくらいリズミカルなポップスで始まります。 でもその場面は倒産した店の備品の競売。 姉妹のうち姉は「梅吉」、妹は「おもちゃ」という源氏名。(おも…
三部作の2つめ。 「パラダイス:愛」は、ヨーロッパの難解な監督の映画では”なく”、言葉がなく画面を見ているだけでも多分ほとんど通じる、わかりやすい作品だと思いました。「神」のほうが背景がちょっとややこしいし、見ればわかるというほど単純ではない…