2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今見ると「シン・ゴジラ」の昔のやつみたいだ。 普通にかんがえると、NHKの全4回くらいの会社ドラマの方に近いはずなんだけど。そして内容は、普通に考えると「そういう汚いことすんのやめとけよ」というようなことを、大の男たちがせっせと上塗りしたりひ…
1973年のアメリカ映画。 NHKのBSプレミアムはこの監督が好きなのかしら。超有名な名作以外にも結構放送しています。 でもその気持ちわかるわ。なんとなく地味なんだけど、すっごく面白かった。 目立たない飛行機乗りの泥棒のおっさんの、機転のすごいこと。 …
イギリスでなんと1948年に作られた、カラー映画! おっそろしく美しくクリーンに修復されていて、昔の映画に見えません。すごいよ本当に。 ヒロインの赤毛と、驚くほど澄んだ青い瞳。美麗端麗な映画・・・でしたが、いまひとつ集中できなかった・・ すみませ…
デカプリオ版「華麗なるギャツビー」みたいだなぁと思ったら、同じ監督じゃないですか。 トランスジェンダーの美女たちが舞い踊る六本木のショーパブ的な世界。 もう15年も前の作品なんですねっ!ほんとに映画って、見ないでいると溜まってきちゃって大変。 …
あまり大きな政治的な話にしないで、一つの家族だけに集中してよかった。 自分たちではどうにもならない事情で引き離された兄弟たちが、また巡り会う話。 関わりを持ってしまった人たちは、巻き込まれていくうちに自分のことのように力を貸しはじめる。そう…
1955年の作品。まだ「戦後」っていう感じが残ってたんじゃないかな。 街道を歩いて江戸へ向かうさまざまな境遇や年齢の男女の、ロードムービー、とも言えそう。 めいめい、事情を抱えていることが明らかになっていきます。気ままな旅なんかじゃありません。 …
アメリカ映画なんだ。舞台はニューヨークだけど、エディ・レッドメインの発音といい、作り込まれた魔法世界といい、英国色を前面に打ち出している感じ。動物たちがすごいとかCGが見事とか、グリグリ飛び出しているとかはさておき、主役のニュートと相棒コワ…
2015年に16年ぶりにオリジナルメンバーで制作されたアルバムの制作過程を追ったドキュメンタリー。 1990年代にはかなり好きだったけど、直近ではロンドンオリンピックで見たなぁという記憶だけでした。 ブラーやっぱりいいですね。独特のイギリス的な陰影の…
なんとこれはアイルランド映画なのね。+イギリスとカナダ。アメリカじゃないんだ。 シアーシャ・ローナン、「ラブリーボーン」で悲しく美しい女の子を演じて胸をえぐられたけど、今度は可愛く元気でくじけない、田舎者(失礼!)。すんごいアイリッシュアク…
1954年の作品。 これ見てなかったのかな私。(あんまり覚えてない) 感動の名作!とかではなく、スリルとセクシーたっぷりの娯楽作でした。 川下りアドベンチャーのところは、今作ればもっとリアルでドキドキな画面を作れるんだろうけど、水がバシャバシャか…
「アルジャーノンに花束を」なのかな。もっと昔の「ロボット」とか「山椒魚戦争」「猿の惑星」も? 弱かったり知性が低かったりするものたちが、薬かなにかで突然強く賢くなって、自信と権力を持ちはじめる。 その状態が続くことによって引き起こされる悲し…
このアルバムが出たのは大昔(1973年、43年も前だ)なのにルー・リードがやけに年をとってると思ったら、このステージ自体は2007年なんだ。KINENOTEの解説で初めて、彼がこの日までこの曲をずっと演奏しなかったことを知りました。ステージ向けではない曲が多…
園子温が出てくるけど、園子温っぽいところが何もない、少し散漫なかんじのドキュメンタリーだった。 神楽坂恵がインタビューのなかで、「恋の罪」の頃を思い出して泣いたのが印象に残ります。やっぱ、ラブラブなだけではやっていけないだろうなぁ、これほど…
ロマンチックで純粋な映画だった。 純粋っていう言葉が合ってると思う。 恋ってそういう馬鹿なものだから。 最後は、めでたしめでたし、かな。(それでいいのか)地味にいい映画なんだけど、大監督が亡くなる前の最後の作品ということで、なんとなく2割増し…
2003年の制作。今から13年前。 今や「おとなの基礎英語」で知られる肘井美佳、まだあどけなくて元気で可愛いこと! 原田芳雄、倍賞美津子に李麗仙に石橋蓮司。塩見三省、余貴美子、加瀬亮、河原さぶ。もう面々を見ただけで監督がどういう映画が好きな人かわ…
阪本監督の作品って、自分としては「ど真ん中!」と思うものと、「ピンとこない」ものが割と極端です。これは、ど真ん中のほう。(「魂萌え」、「どついたるねん」「顔」とか)まず思ったのは、駆け落ちした二人が18年ぶりに戻ってきて、静かな山あいの村…
短っ! 同じ監督の「アブラハム渓谷」を見たことがあったんだけど、あれは3時間もあった。映画館でがっちり集中して見たのに、あんまり印象がなく。苦労して最後まで席についていたような記憶。 この映画も、わずか64分なのに、冒頭とか、冗長なんじゃな…
この映画は映画館で、浸って見るべきだったかな。 ワタリウムでやっていたこの映画の展示には行ったけど。でも逆に、お茶の間でこの映画を見るのも、それはそれでいいのかも。 「ヨコハマ買い出し紀行」ってマンガが好きでした。終わりつつある世界で、アル…
2005年、11年前の映画。 No direction homeというのは彼の代表曲のひとつ「Like a rolling stone」の中の歌詞で、タイトルと韻をふむサビの部分なので、タイトルを聞いただけでどういう映画かわかる人も多いでしょう。マーティン・スコセッシは「ラストワル…
最後泣けた。 アメリカに生きてきた黒人たちによる、彼らに関する、彼らのための映画だ。 嬉しかったんだろうなぁ、本当に。アメリカ初の黒人大統領が生まれて。 これでやっと何かを達成した、あるいは超えた、と感じた人がどれほどいただろう。怒りをエネル…
よくできたエンターテインメント作品だった。意外性もちょこちょこあり、勧善懲悪のカタルシスもあり、80年代の香りもあり。 イーストウッド監督の初期って、「恐怖のメロディ」でもそうだったけど、「えっか弱い女性が恐怖のストーカー!?」とか「えっこん…
いい映画だった。 原田美枝子の可愛さ。男ばかりの家族に母一人だと、こうも女らしく可愛くなれるのかしら。 妻夫木聡演じる長男の、生真面目すぎて生きづらい感じ。池松壮亮演じる次男の、お気楽さで隠した繊細さ。ダメでダメな父親長塚京三 の、それでも憎…
こんなに悲しいお話だったっけ? 公開1984年。多分その後VHSをレンタルして見たんじゃないかな。 ライ・クーダーのギターは覚えてるのに、筋を全く覚えてなかった。 ナスターシャ・キンスキーは記憶の何倍もかわいくて美しい。なんてすごい美少女だったんで…
原題にはちゃんと「20年後」って入ってるんだな。 1966年から20年がたった1986年。 思い出を映画にする、という形で再会するのはいいアイデアだな。(しかもミュージカルだ。面白い) 「ビフォーサンライズ」シリーズもずっと見てるけど、あの2作目はこの映…
日本未公開のアメリカメジャー映画。最近こういうの増えてるらしい。メガヒットまでは狙えないコメディとかは、あまり儲からないんですかね。そういう映画をレンタルしてくれるツタヤにはいつも感謝してます。逆にヨーロッパのマニアックな映画とかはますま…