2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1969年の、日本・キューバ合作映画。 そんな映画があったんだね! キューバ革命10周年記念だって。日本には今も共産党という政党があるし、ゲバラの娘が赤旗に呼ばれて来日したことがあるというし、意外な接点があるってことかしら。 ゲバラがキューバ革命…
字の多い映画。 元が詩なんだからそうなるか。 元々が詩人である園子温にもそんな作品があるな。 チャットモンチーの歌詞みたいな世界だなぁ。でもこの映画(原作の詩)を書いた人は、自分は賢いと思ってる感じがする。どこが違うんだろう?でもこうやって見…
うーん。わからなかったー。きれいだけど。 こういう映像わりと好きだし、意味がわからなくてもいいんだけど、多分伝えようとしてるものを受け止められなかったように思います。何を見せようとしたんだろうなぁ。美しい人間を、美しい原始的な生物のように描…
相変わらず、不思議な映画を撮る人だなぁ。 アンリ・ヴェルヌイユ 監督の「ダンケルク」は、海峡を渡れなかったフランス兵の物語で、あれもなんだか悲惨な話だったけど、この映画は同じ事件を”逃れられた”ほうのイギリス側から描いた作品。イギリス側にも様…
この苦労が清々しいのは、彼女たちが自分の愛する仕事のために一心不乱にまっすぐに進もうとして目を輝かせてるからだなぁ。黒人のなんとかのために頑張ることも大切だけど、自分のために自分を信じて突き進むことで、”前例”ができるし、後に続く人たちがい…
菅田将暉とヤン・イクチュンでしょ?見なければ!と思ってるうちに終わってしまって、キネ旬3位に主演・助演男優賞ときけば胸も高鳴ります。新宿シンジの安っぽい男っぷりもいいけど、とにかくヤン・イクチュンがいいよな〜。彼大好きなんだけど、ここまで弱…
同じ映画をなんども見て、感想もまた書く。 その理由は、キューバに行って実際にこの中の生きているミュージシャンたちの演奏を聞いてきたから。行く前は、社会主義になってから、演奏の場を失ったミュージシャンたちは気の毒だ。ライ・クーダーが彼らを再発…
1973年の作品。 ゲシュタポが狙っているのは無垢で染まりやすい、日常に不満を持った若者だ。ルシアンは、ヤクザに誘われた少年のように、ISに取り込まれた少年のように、あっさりと染まっていく。素敵な女の子に出会えばすぐに声をかける。追っ手が来れば逃…
この年のカンヌで今村昌平「うなぎ」とパルム・ドールを2作品で受賞した、その片方。 見てよかった。人生って何?を暖かく諭そうとする、昔話みたいな映画。 会話から、ここはイランの首都テヘランのどこかだと推測されるんだけど、どこまで行っても草木の…
なんとなく、思わせぶりなタイトル。主人公は女以外は欲しいものをだいたい何でも持っていることに退屈して、シニカルになっているようなお坊ちゃん。 そんな青年の胸の中に純粋な思いもあるんだと思うけど、危機に際して魂を揺さぶられてる人とかの映画のほ…
ギリシャの監督のはずだけど、主役の「A」(ハーヴェイ・カイテル)が英語をしゃべるし(※一部ギリシャ語)、イタリアとフランスの合作映画だし、ロシアみたいな場面がいくつも出てくるし(頭だけの巨大な彫像をクレーンで吊り下げてるのは、「グッバイレー…
最近ほんと映画館でよく映画見るなぁ。 私は理解力が低いからか、DVDでなんども映画を見直す方が気楽なんだけど、最近は必ず新作が見たい監督も増えてきたし、DVDになるのを待てないことが多くなりました。 この映画は見逃したかな〜と思ってたけど、最近は…
何十年も前に、淀川長治の洋画ベスト100か何かでこの映画の名前を見たことがあって、いつか見たいと思っていました。TSUTAYAの店舗にVHSがあったので借りて見ることができました!1952年のメキシコ映画。見たところスペイン人のスペイン語の映画だけど、スペ…
とても可愛い映画でした。犯罪映画(笑)なんだけど、ジュブナイル小説みたいで少年少女に見せたくなる。 小泉今日子は確かに可愛いんだけど、彼女のファンだからじゃなく、この頃のキョンキョンにしかない、身勝手で無邪気な女の子らしさが、なんとも言えず…
割と最近の映画なんだけど、日本古来の言い伝えみたいな、昔話みたいな、ゆるやかであかるい情緒のただよう映画でした。 自主映画として作られたんですね。北海道の夕張の隣の、芦別市で作られた映画だそうだ。 2時間半の長い映画だけど、ちょっと棒読みっぽ…
2014年のアイスランド映画。どの場面にも馬がいる。人間と馬の関わりというより、人間どうしの関係を馬と人間の関係に置き換えてみたりして、人間ってやつは・・・という気持ちにさせる、変わった映画でした。 上映当時から気になってました。 馬が人間の代…
公開からだいぶたったけど、劇場で見ました。まだかなり入ってますね。 それほどいい評判を聞かないけど、私としては満足。スターウォーズにはスターウォーズらしさがある。若々しい一途さ、今時の映画では珍しくなった勧善懲悪のまっすぐな正義感。メカメカ…
カウリスマキ監督の新作を劇場で見て来た。 やけに?というほど前評判が高くて、漠然と期待して行ったんだけど、ちょっぴり寂しい気持ちになる映画でした。 どこの国でも、普通の人たちはあったかいけど、管理システムを作ると必ず落っこちる人たちが出てく…
アエロメヒコの機内で見た2017年のスペイン映画。おそらく英語字幕で見たはず。これ日本で上映されることも、ソフト化されることもないだろうなぁ。割と面白かったのですが。KINENOTEにも載ってないので細かくご紹介しますと・・ 主婦のカルメン(マリベル・…
これもアエロメヒコの機内。 言語はスペイン語で、英語字幕で見たはず。でもアメリカ映画なのね?? 内容はかなりお下品だけど、大笑いできました。カッコつけない女性の生々しいパワー溢れる映画。ここまでさらけ出しあえる友達なんて、私にはいないわ〜。…
去年の12月に日本でも公開したばかりの韓国映画。 この年末はアエロメヒコ航空を使ったのですが、13時間も乗るので新作映画みるぞー!という期待は完全スルーでした。これが日系か米系ならスターウォーズ見られただろうか…。で、実際に往復のフライトで見た…