2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
おもしろーい。 こういうのずっとテレビでやってたんですね。 悪く言えば、覗き見趣味的(というより、そのもの)だし、出てる人たちは見られたい人たちなのかなーと不思議になる。今の若い子たちはテレビなんか見ないし、ましてや芸能人でもないのにテレビ…
辛い設定に引き込まれる。ストーリーが面白いんだ。 でも何かちょっと物足りない。自分と合わないってことかな?謎がいくつか残ってたり、結末がぼかしてあったりというのも、それでいいと思う。 どう転んでも痛い痛い、どうやっても誰も救われない、妻はも…
すごい題材。 いかにも、戦争と平和と堕落と疑問を経た現代らしい、今までの”勧善懲悪”や”ハッピーエンド”に疑問を投げかける作品だと思います。(同じ意味で、プリンス・チャーミングを全否定した「アナ雪」や、無知で清純な妻を全否定した「ゴーン・ガール…
「そこのみにて光輝く」で泣いた私としては、佐藤泰志というこの作家のことを思い出すたびに暗澹とした、だけどどこか優しい気持ちになるのですが、この映画(「そこのみ」よりだいぶ明るい)にもその暗さは流れているようです。都会で創作活動をする夢を家…
(ネタバレあり) モッくんいじめか?と思った。なんか西川監督の映画にしてはヒネリがない。プレイボーイを気取ってる男(モッくん演じるサチオ)が妻の死をきっかけに家庭や子どもにふれあい、元の生活に戻る。普通だ。オチがない。いつもみたいにもっとイ…
<冒頭からネタバレ> 日本なら、「彼の心臓を持つあなたの赤ちゃん・・・私この子と生きていくわ・・・」みたいな安易なカタルシスで終わる映画ができそうだけど、中南米のこの情緒は本当にたまりません。心の中の普段使わない部分が熱くなる感じ。「体の中…
Amazonプライムで昭和の映画を見続ける私。戦後のエネルギーもいいけど、昭和の女優さんたちがワルぶって粋がってる演技が可愛い。 (cf.「不良少女とよばれて」等、大映ドラマシリーズ) この映画のかたせ梨乃と名取裕子は本当に綺麗ですね。違うタイプの美…
このタイトルちょっとムカムカする・・・ 頭をからっぽにして肉体的な感覚に溺れるのが不倫だとすると、誰も傷つけなければ、好きなようにすればいいけど、これが純愛なら、純愛ってなんだっけ?熱気に見てるものまで飲まれてしまうような「濡れ場」だけは、…
2009年か。意外と前ですね。 原作を読んだとき、救いのない話だなーと思いました。配役を見てきっと美しい映画だろうと思ったけど、あんなに短い話をどうやって114分にするんだ、無理に引き伸ばした感じの映画なんじゃないか、と少し不安になりました。見て…
まぁ実際には無理だろうけど!(笑)(何が!?)いやー、すごいよ。宮沢りえ、今存命だなんて思えないほどの瀕死っぷりでした。いや、それよりも、あの優しさ、慈愛、彼女の演技力は本当にすごい域まで達してしまっている。よく言われる名女優の人たちより…
2005年の作品。 真木よう子も風吹ジュンも多岐川裕美も、若い。真木よう子がまだ普通の初々しいOLの子みたいで可愛いです。全体的に、舞台みたいにお芝居が大きいんだけど、まだ若くて美しい女性が死に向かって行くという、大人のおとぎ話という感じなんだろ…
2006年、今から11年前の作品。 寡聞のためこの監督のことは知りませんでした。聞いたことがあるなぁ、くらい。今まで見たことがなくて、すみませんでした。割合アニメーションもたくさん見てる方だと思ってたのに。2回見てもストーリーはわかるようなわから…
移動しないロード・ムービーみたいなものかな。 起承転結がなくて、起承転承って感じに流れていきます。 その中心にいるホアキン・フェニックス演じるドックは髭面の長髪、ひたすらロレツが回らないジャンキーです。私立探偵と名乗っても、冗談にしか見えま…
日常の風景を描いたようなさりげなさの映画だけど、やけに豪華な俳優が揃ってる。 ベン・スティラーとナオミ・ワッツが「中年夫婦」(若すぎないか)、ヤングなヒッピーがアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッド。豪華だしベンは映画監督だ。でもなんだ…
帰りの飛行機、3本目。 まあまあ現実に近い物語のつもりで見ていたら、モアナちゃんご飯も食べずに長期間冒険を続けていて、もはや神がかり!なんて意地悪なこと言わずに見てみたら、とてもほっこりと優しい物語でした。 環太平洋ネイティブのみなさんの汎民…
サンフランシスコからの帰りの機内で見た2本目。 禁酒法時代のあるギャングの半生を描いた原作を、ベン・アフレックが脚本・監督・主演した作品。 ギャング映画というほどバイオレントではなく、恋愛中心でもなく、その時代の様々な人々の生き様にマルチフォ…
サンフランシスコからの帰りの便で見た1本目。 この映画ってシリーズ3作目なのね。 俗っぽい意味でエンタメ性の高い、楽しい映画でした。 秘密戦隊「トリプルX」のメンバーたちの相当雑多なキャラクターがエリートっぽくなくバラバラで面白いし、敵も強豪揃…
サンフランシスコへの機内で見た2本目。ララランドじゃなくてこっちがアカデミー作品賞かー。じわじわっといい映画だけど、どこか物足りないぞ。 誰も絶望的に不幸というほどではなく、胸の奥深くにいろんなものを持っているけど、それぞれ懸命に前向きに生…
サンフランシスコへの機内で見た1本目。壮大な「what if...」の物語。 大昔のラブストーリーと、自分の身に起こらなかったほうの選択肢の行く末は、ロマンチックで、かつ現実味を欠いているという意味で同等だ。エマストーンと、ライアンゴスリング。 普通っ…