映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アルフレッド・ヒッチコック監督「マーニー」638本目

ヒッチコック1964年の作品。 サイコ、鳥、その次がこれ、という円熟期です。 体にぴったりのスーツを着こなしたティッピ・ヘドレンの、レモンイエローの可愛いハンドバッグに、ゴールドのパスケースと白い皮のお財布と一緒に、札束がどっさり入っているとい…

ダグ・リーマン監督「ボーン・アイデンティティ」639本目

今年はあんまり映画を見ないと誓った割に、いいペースでもう21本目か。 この作品は、大ヒット作だそうです。このあとスプレマシー、アルティメイタム、と続くあれですね。 マット・デイモンって、一見、普通にいそうなちょっと頭のいい男の子って感じだけど…

スタンリー・キューブリック監督「スパルタカス」637本目

キューブリック作品ということで見てみた。 壮大で重厚な歴史大作で、じっさい名作だと思うけど、キューブリック意外だなぁ、幅広いなぁ。 wikiとか見てみたら、カーク・ダグラスがプロデューサーと主役をやっていて、キューブリックの思い通りにはならなか…

ビリー・ワイルダー監督「情婦」636本目

どんでん返しに次ぐどんでん返し。真実はいったい何だったのか? 「情婦」とは誰のこと?原題は「Witness for the Prosecutor」、日本語は「検察側の証人」なんだけど。そうか、そう来たか…。最後の5分間に、2回全体がひっくり返って、さらに大転換があっ…

キム・テギュン 監督「百万長者の初恋」635本目

「シークレット・ガーデン」に出てたヒョンビンの若い頃の作品というので、見てみました。 若いけど、肝が据わってちょっと乱暴な感じはすでにあります。 それより、相手役のイ・ヨニちゃんがとっても可愛い!と思ったら、少女時代のメンバーオーディション…

リチャード・リンクレイター監督「ビフォア・ミッドナイト」634本目

新宿バルト9で鑑賞。 今回もしゃべってしゃべって、しゃべりまくりでした。 このシリーズのせりふをシャドーイングしたら、英会話力があがりそう。第一作から第二作にどうつなげるか、とっても難しいのをよくまとめたなぁと思うけど、第三作はそういう意味…

フランシス・フォード・コッポラ 監督「ゴッドファーザー」633本目

1972年の作品。 何度か見たはずだけど、覚えてない部分が多いので、また見てみました。 どぉーーんと来る大名作だった。じっくり見てるとじわじわしみ込んでくる、悪の魅力。 プリティボーイのアルパチーノのワルっぷりが、しびれますね。 一方一代目ドン・…

ミロス・フォアマン監督「カッコーの巣の上で」632本目

1975年の作品。40年も前なのか。でも、病院の中だからか、そんなに昔だという感じはありません。 精神科の病棟って、こんな感じだったんだろうか。日本も今とは違ってただろう。 最近のバイオレンス映画のような極端な虐待シーンはないし、“患者”たちの日常…

クァク・ジェヨン 監督「猟奇的な彼女」631本目

2001年だから、もう13年も前の作品です。 ロマンチックで明るく、ちょっと切ない作品でした。韓流ドラマと同じ、少女マンガ的な世界。 主役のチョン・ジヒョンがほんとに素敵。なんて素で可愛いんでしょう。 相手役のチャン・ヒョクも、優しいダメ男くんを…

吉村公三郎監督「安城家の舞踏会」630本目

1947年、戦後すぐの作品。 この映画、小津監督作品だとばかり思ってました。原節子が主役だからかな。 じつは吉村公三郎監督作品で、脚本は新藤兼人。没落華族の当主の、世の中の流れを受け入れきれていない言葉や、最後の舞踏会に呼ばれた演奏家の言う陰口…

森下孝三監督「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」629本目

2011年作品なんだ。つい最近なのに全然知らなかった。 タイトルになんでわざわざ「手塚治虫の」ってついてるんだろう?で、ついてるのに、なんで全然手塚治虫っぽくないんだろう? 人間の業がにじみ出てくるような作品かと期待して見たんだけど、悪者はいか…

マイケル・ムーア監督「ボウリング・フォー・コロンバイン」628本目

この映画もずーっと見たかった。やっと見ました。 マイケル・ムーア監督の映画は、ドキュメンタリーにしては監督の恣意的な演出がかなりきつくて、私は基本的にこの人に共感しているのにもかかわらず、“おどらされてる”感があってちょっとイヤな感じ。 つま…

マイケル・チミノ監督「ディア・ハンター」627本目

これもベトナム戦争の映画だったんですね。 「親愛なるハンター」じゃなく「鹿ハンター」だということは事前になんとかわかったけど、その先が真っ白でした。ロバートデニーロが出てくるってことで、アクの強い映画だと覚悟してましたが、予想を超える壮大な…

河邑厚徳監督「天のしずく」626本目

この映画ずっと見たかったので、テレビでやったのをさっそく見ました。 映画というよりテレビの特集番組みたい。 河瀬直美の映画みたい。 スロー映画なので、間がぽつんぽつんと長く空くので、長い時間見ていた感じがします(実際2時間半ありますが)徹底的…

ジム・ジャームッシュ監督「ブロークン・フラワーズ」625本目

ジム・ジャームッシュの映画で、ビル・マーレーが主演だなんて、見るに決まってるじゃないですか。 「ゴーストバスターズ」の頃からほ25年後か。 頭は真っ白になったけど、ひょうひょうとした雰囲気は同じ。ひょうひょうと、彼の息子探しの旅が始まり、し…

佐藤純彌監督「野生の証明」624本目

1978年作品。36年も前だ。 「人間の証明」が、演出が派手であんまりおもしろくなかったので、こっちを見てみたのだけど、印象は同じです。薬師丸ひろ子は、純粋で未知なるものの象徴のようで、人間として描かれてないし、ばかみたいに戦車がどかどか爆発した…

市川崑 監督「東京オリンピック」623本目

強烈な1本。 1964年当時は、テレビですごいドキュメンタリーをやるという感じじゃなかったのかな。大変力の入った作品だけど、こういう映画が作られることはもうないと思う。ベルリンオリンピックの「民族の祭典」っ映画が、この前にあったんですよね。 冒…

金子文紀 監督「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」622本目

楽しいけどうるさい映画で、テレビシリーズを見てないので「ぶっさん」が生き返るありがたみがわからなかった。

ジェームズ・マンゴールド 監督「ウルヴァリン SAMURAI」621本目

飛行機の中で見るには、ちょうどいい作品。 日本人俳優がたくさん出てるけど、日本人に見えません。 あ〜あ。

ノーマン・ジュイソン監督「夜の大捜査線」620本目

飛行機の中で、英語で見たのであまり意味がわかりませんでした。

ロバート・レッドフォード監督「普通の人々」619本目

普通の人々っていうタイトルが切ないですね。 幸せだった家族が、長男の事故死によってほころんでしまい、もう元には戻らなかったというストーリー。 次男の苦悩と、その精神科医の努力に共感します。 アメリカにこういう事実を突きつける映画が必要だったと…

ギレルモ・デル・トロ 監督「パシフィック・リム」618本目

意外によくできた映画でした。 アメリカのアクション映画と、ゴジラ映画と、宇宙SF映画と、エヴァンゲリオンを全部ごった煮にしたみたい。 菊池凛子も、アメリカ映画のヒロインとして成り立ってました。

西谷弘 監督「真夏の方程式」617本目

まあ面白かった。 ナゾ解きにも人間ドラマにも振り切れない感じはあるけど、どちらとも距離を置いているから見やすい映画なのかもしれません。

ニール・ブロムカンプ 監督「エリジウム」616本目 

ビジュアルがキレイだし、まあ面白かったけど、強烈な印象ではなかった。 ベースになっているのは「あの星に機械の身体を買いに行く」銀河鉄道999か?