2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
実話の重み、だなぁ。ストーリーが相当面白いし、マシュー・マコノヒーもジャレッド・レトもジェニファー・ガーナーも素晴らしい。ひとつもワザとらしくなく、不利な状況でちゃんと懸命に生きようとする人たちになってる。素敵です、本当に。 体重を極端に落…
オーストラリア映画。 退治される暴走族のおバカっぷりがすごい。若すぎて”メル・ギブソンの息子”ふうのメル・ギブソンも、底のない熱血っぷりが清々しい。ヒネリも何もない暴力的な映画だけど、ストレートな魅力はありますよね。しかしこの第一作ですでに、…
楽しく観ました。 冒頭「ながら見」をしてしまって、人間関係が最初はよくわからなかったけど、だんだんわかってくるから大丈夫。 アントニオ・バンデラスが素敵で、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(「ロックオブエイジズ」を見て以来、すべてがギャグに見え…
<ネタバレ> お嬢さん、やけに過去の武勇伝が頼もしいので、怪しいな〜と思ってたら、やっぱりどんでん返しがありました。 アフリカの歴史(この映画では架空の国が舞台になっていますが)がよくわかっていないので、本当はもっと重みのある映画なのかもし…
ギンレイホールでいちばん最後の回を見ると、真っ暗な中を帰宅する家路がすごーく寂しいことが多いんだけど、この映画はウキウキして友達に「よかったよ!」ってメッセージしてしまいました。予備知識なしで見たのがよかった。でも楽曲はみんなよく知ってる…
悪い母なんだろうけど、でもでもチャーミングなモニカでした。 演じているエッダ・マグナソンのハスキーな歌声もとっても素敵。 モニカの父の頑固な心が溶ける瞬間も。ベーシストストゥーレの優しさと愛も。 この映画と「ジャージー・ボーイズ」をカップリン…
「ハリウッド白熱教室」の撮影術の回で取り上げていて、見たくなりました。 そのときは、カメラワークばかり気になってしまったけど、通しで見るとさらりと流してしまうなぁ。主役のモンゴメリー・クリフト(いままでこの俳優さん知らなかった)って、すこし…
Netflixのリード・ヘイスティングスが、雑誌のインタビューで、一番好きな映画はと聞かれて答えたのがこれ。 「60年前に作られた曲」という言葉が出てくるけど、1945年から数えても60年後が2005年。…そんなに時間がたってしまったんですね。 テーマとな…
ラストの、父娘二人が部屋のソファに座ってテレビを見ている倦怠感。なんともいえないなぁ。 もともと妻はずっと昏睡状態で、娘たちとはぶつかってばかりだったけど、いろいろ本当のことがわかってきて、もやもやはなくなったけど人生のチャレンジはますます…
ものすごくカメラワークが印象的な映画でした。 ふくろうやくもの巣、カエルやウサギ。邪悪なものに立ち向かえる本当の勇気をもった女性(リリアン・ギッシュ)が子どもたちのためにキッチンに立つ図と、その家に粉砂糖みたいに雪が降る風景。子ども用の聖書…
オスカー・アイザックって幅広いなぁ。ここでは強面にしか見えないのに、「インサイド・ルーウィン・デイヴィす」では弱虫にしか見えなかった。ライアン・ゴズリングのクールなときの佇まいは、なんともいえず怖いな。そしてキャリー・マリガンは少女のよう…
弁天小僧菊之助、それって鼠小僧とは違うの?ということも知りませんでしたが、女装の美男子ドロボウなんですね。つまり見所は、雷蔵のうるわしき女装姿です。 女好きの彼も、清純なお半に心を動かされ、いつの間にかすっかり本気に。 義賊のようになってい…
何も知らなかった…。本当にこんなことがあったんですね。 まだ語られていなかった人たちが勇敢に戦ったことは、語られるべきだと思う。 日本人として厳しい内容だというだけじゃなくて、セデックの戦士たちは勇壮すぎてかなりコワイです。 それでも、セデッ…
面白かったー。 「スラムドッグ・ミリオネア」的、きわめて貧しい境遇のなかでたくましくまっすぐ生きようとする少年たちが素敵。手に汗握る展開、にはもうすっかり慣れてしまったけど、中心になるのが子どもなので、それでも心配でハラハラしてしまいます。…
あのリドリー・スコットです。あのブレード・ランナーの、ブラックレインの。 なんか画面にみっちりと力がみなぎっています。エネルギー。善悪よりも、この濃さみたいなものが心地よいです。主役がラッセル・クロウなのも、彼の存在感が求められたのかなと思…
すごくインディーズ感が強くて、「ゆきゆきて神軍」みたいなドキュメンタリー映画。 マック赤坂、羽柴誠三秀吉など、いわゆる”泡沫候補”として数々の選挙戦に出馬を続けてきた人たちに密着取材した映画です。素顔の彼らは共通して真面目なんだけど、政治や政…
21世紀版「2001年宇宙の旅」?と最初に思ったら、最後もそんな感じだった。 ゼロ・グラビティにしろこの映画にしろ、最近のアメリカ映画の宇宙観と制作技術の進歩は目覚ましいですね。 ちょっとシリアスすぎて(ゼロ・グラビティ同様)、これをimaxの巨大…
楽しい映画でした。 小さい頃に見たアニメの「101匹わんちゃん」は、犬が喋ってたような気がするけど、この映画では人間しか喋りませんでした。しかし、1996年にもうこんな技術があったのか!と驚くほど、動物たちの演技(?)が自然で、表情を見ているだ…
いまと比べると初々しさのある浅野忠信と小泉今日子が魅力的だけど、結末がとっても中途半端だったなぁ。 エンディングの、赤ちゃんのおもちゃみたいな無邪気すぎる音楽で、「え、すごい不幸かと思ってたけど実はそれほどでもなかったのかな?」という気持ち…
やりきれんなぁ。。。 貧しい村の娘たちを、うまく安く買い叩く日本人がいて、彼女たちをもうすこし高く買う現地業者がいて、彼女たちの時間を買ういろんな国の人たちがいて、彼女たちはどこへ行ってもただ搾取されて貶められただけだった。 彼女たちが強制…
チューリング…。(涙) 天才的な頭脳があって、多大な成果を上げても、コミュニケーション力が低くて同性愛者だったりすると地獄に落とされるのか。人は結局のところ、力や知恵を手に入れるためではなくて、幸せになるために生きるのだと思うけど、「幸せ」…
マジック・リアリズムって言葉がありました。そういう、現実を緻密に描きながらふっと人が空を飛ぶ、みたいな世界がすごく好きで、そういう自由が許されるのがフィクションの最高の楽しさだと思っているので、こういう映画には弱い!人間が中心にあって、「…
5月2日に、シドニーのimaxシアターで見ました。 旅行中ずっと天気が悪くて、室内で楽しめるものを探したら、世界最大のimaxシアターがあるというので、もうタイトルは選べず、とにかくやってるもののチケットを買いました。スクリーンが「ビルの側面全部か…
この後で見た「アベンジャーズ」もだけど、”怪獣大集合”的、全部載せの映画ですね。 ヒーローってたくさんいたほうがいいの?たくさん出すと子供が喜ぶのか? 舞台では、歌舞伎だってそうだし、ハイライトが続かないと退屈してしまうのはわかります。トニー…
4月30日、シドニーへ向かうカンタス便の中で見ました。 カンタスなのでツアー客でも機内エンタメはデフォルトでついてます(系列のジェットスターは別料金)。 ついてるヘッドセットは簡易ヘッドホンタイプだけど、音がぼわーっとして聞き取りにくいです…