2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
そうか「火口の二人」の監督の作品か。主役の女性がすごくさっぱりした雰囲気なのと、”濡れ場”が映画全体に占める割合の多さが共通している。…えっこの女優、さとうほなみって、「ゲスの極み乙女」のドラマー!だいぶ前にフェスで見たけどすごく上手かった。…
機会を見つけては少しずつ見てきたエドワード・ヤン監督の作品。これは見た記録がないんだけど、なんか既視感がある。1994年の作品だから、社会人になったばかりの頃にVHSでレンタルして見たのかも。いつかテレビで放送したこともあったかもしれない。 今日…
<ネタバレあります> TSUTAYAの企画コンペ入賞、と聞いて、誰が企画してどのように映画化されたのか?と思ってTSUTAYAのサイトを見てみたら、片岡監督自身の企画で、彼自身が脚本と監督をやったんですね。監督としては初めての作品だけど、商業映画の脚本を…
国内便のフライトでも、羽田那覇便くらい距離があると映画1本見てしまえる。・・・はずだったけど、疲れた帰路だし空港でオリオンビールを飲んだとなれば、途中で寝てしまうのは当然・・・最初は「今回も超おもしろ!」と盛り上がってたのに気を失っていた…
いま旅行で那覇にいるのですが、今回は「暮らす旅」という趣旨でウィークリーマンションに滞在していることもあって、国際通りの裏道をぶらぶら歩いていたら「桜坂劇場」という、いかにもいい映画やってそうな映画館に行きあたったので、ちょうどいい時間か…
冒頭に大写しになる男、ジャンピエール・レオに似てるな、そういえば「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」にも出てたな、監督はこういう人が好きなんだなー・・・じゃなくてこれも本人でした。(なんでいちいち勘違いするんだろう、私)(だってカウリスマキ監督の映…
サイレントの白黒映画。映像に古さはないけど、音楽+文字だけの画面なのでクラシック感があります。もともとセリフがあっても一言もわからないフィンランド語なので、この形式になってもほとんど違和感ありません。 カティ・オウティネンさんは、育ててくれ…
邦題いいですね。もともとのタイトルは船の名前だけど、それだと日本人にはピンとこない。父親も相棒も亡くして仕事もない、お金もない、しかも脱獄囚だ。だけどいい女と出会えて、これから二人で南へ向かう船に乗る、そこに「オーバー・ザ・レインボウ」が…
これ見てなかった。テレビで映画を見るのは久しぶりだけど、たまたまノーカットで放送してたので見てみます。 ハッピーな学園ものみたいな登場人物たちで始まるけど、新海誠だ(天気の子以来だから、なんと5年ぶり!)。そこまで楽天的ではないだろう。と思…
「ミツバチのささやき」「エル・スール」をVHSで探し出して見たのがもう11年も前。この監督の作品は、じゃあアマプラで再見しよう、ということができない。今でも昔の作品をなかなか見る機会のない監督です。 この新作映画の印象は、なんとなく、11年前の印…
(見たのは2013/6/26、VHSレンタル。なぜかこのブログに書いてなかったので記録しておきます。) 1度見ても良さがわからなかったので、解説や他の人の感想を読んだ後もう一度見ました。そうやってみないとわからない映画が、私の場合三分の一くらいあり…
わかりやすい映画だった、カウリスマキ監督にしては。 「ラ・ボエーム」は権八と同系列のカフェ、じゃなくて、プッチーニの有名なオペラで、ボヘミアンな男女のうち薄幸のミミが病死するのは既知なので、「ロミオとジュリエット」のようにこの筋をベースに見…
わずか62分の作品だけど、たっぷりとカウリスマキ監督の世界を味わえます。 いつものマッティ・ペロンパー(アル中)とカティ・オウティネン(エストニアからの旅行者)に加えて、レニングラード・カウボーイズのマト・ヴァルトネン(コーヒー中毒の仕立て屋…