原題は「frequency」。ここでは「周波数」ですね。日本語にしてしまうと身もふたもない。
邦題は映画の内容が全く想像できないタイトルになってしまってますが、オーロラはこの映画の中でかなり重要な要素です。ニューヨークでオーロラが見える頻度ってどれくらいあるんだろう。DVD特典に「80年ぶりに観測」と言うニュースについて触れてたりするくらいで、ほとんど見えないからこそ、出現した特別なときに奇跡が起こるストーリーに説得力が出るんでしょうね。
「メッセージ」とかで最近は、科学の粋を集めると「ねじれ」を越えることが可能になるという概念が空想でなく未来だと思えてきつつありますが、この映画の時代には全くのファンタジーだったんでしょうね。だからこそファンタジックに描かれている。どんどん未来を変えてしまって最後に後悔する話ってドラえもんでも他の日本のアニメでも「ドニー・ダーコ」でも散々見てきたけど、この映画は父と子の家族愛のおかげで、楽しめてあったかい気持ちになれる作品となっています。
DVD特典が充実してて、オーロラで電波障害が起こる科学的背景や、時空を超えることの説明なんかも収録されてます。
オーロラの彼方へ [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2018/01/17
- メディア: DVD
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