映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

西谷弘監督「容疑者Xの献身」295本目

2008年作品。

かなり話題になった記憶があるし東野圭吾は一時期たくさん読んだけど、幸い原作も読んでないし映画も初めて、完全初見です。

容疑者Xが「献身」するというタイトルが惹きつけます。
ミステリアスでどきどきして、どんでん返しに驚き、堪能しました。2時間飽きさせずに見せてくれました。

天才物理学者に福山雅治、世の中にはイケメンな天才学者ってのも実在するけど、ちょっと色気がありすぎませんか?反対に堤真一は、役作りとはいえ、せっかくのイケメンがしょぼくれてちょっとさびしいです。

理系で天才で、だけど生きづらくて幸せになれない人って、たくさんいそうだな。みんな自分をもっと肯定できたらいいのにね。