イギリスやアメリカから支援して作ったらしい、タイの映画。
監督の名前は、覚えるどころかカタカナなのに発音もできず、コピペせざるを得ない。
アメリカではなくヨーロッパ、イギリスではなくフランスで受賞する作品。
カンヌの審査員たちは、日本の映画のどこを見るだろう?ハリウッド風ではないこと、その国の土着感があること、手あかがついていないこと、いままでに出会ったことがないものを見せてくれること。
彼らは、たいがいのメジャーな国を回り尽くした旅行者のようなもので、言ってしまえば秘境マニアなんじゃないかと思う。フランス語の映画なら内側から外側までぜんぶ理解した上で評価するけど、タイや日本のことばが棒読みなのかどうか、字幕を読んでるから判断できない、かもしれない。
このテンポのゆっくりさ、早送りで見たら怒られるかしら…。(cf. もがりの森)
この空気になじめる人かどうかで、評価が決まるのかな。すみません、私は入れませんでした。