映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ホン・カウ監督「追憶と、踊りながら」845本目

(2015年1月に、フライトの中で見ました)
イギリス映画なんだって。
これも英語音声だけで見たので理解度に自信ないです。

中国人の女性が、戦争で欧米人とのハーフの息子を無くす。そこに訪ねてきたのが、息子と一緒に戦っていたベン・ウィショー。母を演じる Pei-pei Chengの愛ある実在感が素晴らしいです。しかしベン・ウィショーは、いよいよちょっと異形な感じが強まっていて、変わっててクールというより、ちょっとやばい人風味が入ってきています。長い口ひげの下の赤すぎる柔らかそうな唇がヤだ。

繊細な作品のようなので、筋だけ追って偉そうにアレコレ言わず、日本語字幕版ができてから見直していろいろ言おうと思います。