映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

スティーブン・ソダーバーグ監督「サイド・エフェクト」929本目

面白かった。
いや〜な映画だけど、最後は若干、爽快感もある。
ジュード・ロウが、陥れられただけの男で終わるわけないよね!(希望的観測)

ルーニー・マーラ、上手いです。うますぎる。小鹿のように可憐で小悪魔。抱きしめたいくらい華奢。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、「ロック・オブ・エイジズ」以降コメディエンヌにしか見えないけど、悪女っぷりがいいですね。

こういう事件って本当にありそうだけど、もしあったとしたら、新薬のメーカーがすごい勢いで副作用情報を揉み消して、キャサリンはおろかジュード・ロウも罪に問われない、ルーニー嬢はちょっと入院したあとはフリー、ってなるのだったりして〜。