映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

大森一樹 監督「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」1420本目

1996年の作品。
賢治役が緒形直人、その父が渡哲也、母が星由里子、愛する妹が水野真紀…という、時代をよく映したキャスティング。その後、斉藤由貴も登場。
宮沢賢治という人の”夢ばっかり見てるかんじ”がよく伝わってきて、ダメじゃん!でも憎めない、とじわーっと染みました。

ロケはどこでやったんだろう。かなり何もない、だだっ広い野原とかがたくさん出てきて、画面を眺めてるだけで気持ちがしずまっていくようです。

意外といい映画でした。
わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語 [DVD]