映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-03-22から1日間の記事一覧

サム・テイラー監督「猛進ロイド」298本目

1924年のサイレント映画。すごい、今からもう89年も前の映画です。日本は大正13年ですよ。 原題はGirl Shyっていいます。女性が苦手、っていう意味かしら。コメディといってもロマンチックな印象が強いのは、ロイドがカッコよくて相手の女性も美しいからでし…

レオ・マッケリー監督「ロイドの牛乳屋」297本目

1936年作品。トーキーです。ハロルド・ロイドという喜劇俳優は、キートン、チャップリンと並んで3代喜劇役者と呼ばれたそうです。まんまるい「ロイド眼鏡」の語源ともなった人で、ほんとう〜に一世を風靡していたらしい。これは彼が43歳のときの作品。原題は…