映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2015-02-07から1日間の記事一覧

ラッセ・ハルストレム 監督「ギルバート・グレイプ」868本目

1993年の作品。 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」「ショコラ」の監督の、もっと若いころの作品。といってもすでに40代。この作品は、心が暖かくなる部分もあるけど、胸を締め付けられる部分も多くて、青春、の苦い香りもあります。デカプリオがすごい…

ガブリエル・アクセル 監督「バベットの晩餐」867本目

公開時に見たけど当時まだ大学を出たばかりで、ウズラだとか海亀だとかヴーヴクリコだとか、牧師館の人々と同じくらい何も知らなかったので、いっぱしの中年になった今やっとわかる部分があります。純粋な信仰によってかならず心の平和に達するとは限らない…