映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-05-26から1日間の記事一覧

塚本晋也 監督「斬、」2560本目

この映画、見る前はきっと最初から最後までうるさくて忙しくてずーっと血しぶきが飛んでるような映画だと思ってました。すみません。 中村達也、俳優らしくなってきたなー。「龍馬伝」で暗殺者の役をやったときは立ち居振る舞いが現代っぽかった(それでも相…

ニール・マッケイ 監督「ミッション:60ミニッツ」2559本目

これ以上本格的だと私にはちょっとコワイので、このくらいでいいです。 リアリティショーの怖さを引き延ばした映画だと思うけど、そりゃあ「ハンガーゲーム」や「バトル・ロワイアル」のほうが怖いよ。イヤな感じもあっちのほうが強い。 この映画は突然今か…

アンソニー・アスキス監督「予期せぬ出来事」2559本目

1963年の作品。面白かったです。ロンドンの空港からマイアミへ発とうとしている「VIPたち(これが原題)」つまり今でいう上級会員(この頃は著名なら顔パスだったみたいだけど)の客の人間模様を、元々彼らが抱えていた問題と、霧による遅延・欠航という事件…