映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

セルジュ・ゲンズブール監督「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」3762本目

パリの街角で、ゲンズブールがジェーン・バーキンとひたすら絡むような、都会的で密室内で繰り広げられるイヤらしい映画かと思った。全然違いました。みょうに牧歌的な音楽、これフランス?と思うような地方のゴミ捨て場やドライブイン。ホテルの室内にいても部屋は広く外光が入って明るい。そもそもゲンズブールは出てないし、ジェーン・バーキン(ジョニー)は好きな人ができるけど相手はゲイカップルの片割れだ。彼女の少年のような魅力を、男が好きな男はどう感じるんだろう?という疑問から1本映画を撮ってみた、という感じでしょうか。

さまざまな感想を読ませていただくと、「汚い」という人が多いですね。先にそれを読んで構えていたからか、私は全然汚いとは感じなかったなぁ。娘シャーロット・ゲンズブールの出演作品なら「二ンフォマニアック」みたいな激しいのもあるし・・・。

性的魅力って胸の大きさに比例するわけじゃないんだな、(比例する種類の魅力もあるだろうけど)と改めて認識しました。ジェーン・バーキンやっぱり可愛い。