映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-06-27から1日間の記事一覧

フリッツ・ラング監督「死刑執行人もまた死す」2595本目

図らずも「ジョジョ・ラビット」に続いて見てしまった。ジョジョラビットの設定は1942年、この映画の「制作年」は1943年。 「死刑執行人」というのは、そのあだ名を持ったかつてのナチスの官僚ラインハルト・ハイドリヒ(実在の人物)。冒頭ににやけて歩きな…

タイガ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」2594本目

作ったっぽいこの人形劇のような絵作りが、三谷幸喜かウェス・アンダーソンのようです。やけに愛嬌のある「アドルフ」を演じてるのは、監督自身なんですね! ここまでナチスをコメディにできる時代が来たのか…。監督はユダヤ系ではあるけどマオリも混じった…