映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

チャールズ・チャップリン「アルコール夜通し転宅/夜遊び」319本目

1915年作品。30分くらいの短編です。

タイトルは、wikiでは「アルコール夜通し転宅」、私が買ったDVDでは「チャップリンの夜遊び」となっています。チャップリン=trampは最初から酔っぱらって千鳥足で、その演技がとても愉快です。加藤茶とか志村けんって、すごくこの頃のコメディを継承してるなぁ。きっと子供の頃に夢中になって見たんでしょうね。

「醜女」から1年しか経ってないのに、典型的なチャップリンのアヒル歩きがもう完成していて、もうすっかり三枚目です。やっぱりこの方が面白い。よろけて足を滑らせたり、肘から転んだり、顔から!転んだりと、芸達者ぶりが冴えます。