映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジェイソン・ライトマン 監督「マイレージ、マイライフ」976本目

アメリカン航空ヒルトンホテルのプロモ映像。…ですよね?

ジョージ・クルーニーほどの男性が、仕事以外にマイレージにしか興味がないなんて、まさか想像できません。が、この映画でも自然でいい感じですね。
バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わない」というポリシーは良い。でも彼はバックパックに入らない家族や親せきを、少しでも大事にしてきた?バックパックの中も空っぽなんじゃないの?という気がする設定です。

ヴェラ・ファーミガは本当にセクシーで切れる大人の女性、ですね。
ビジネス・クラスで普段から旅をしてると、こんな出会いもあるんでしょうか。
仕事でもビジネスクラスに乗れない人多いだろうから、「エグゼクティブ・クラス」って名前を変えるべきだ。

アナ・ケンドリックは真面目で生意気な新入社員にぴったり。私としては、特にグッとくるところは何もないんだけど、大きい作品にどんどん出てますね。

それにしても、この映画だけは、邦題のほうが原題(Up in the Air)よりいいと思います。