映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督「バーン・アフター・リーディング」1027本目

「読んだら燃やせ」ってタイトルなんですかね。
おバカっぽさ、スリル、テンポの良さがあいまって、個人的にはかなり当たりでした。
ブラピの筋肉バカっぷり、ジョージ・クルーニーのモテ中年っぷり、マルコビッチのプライド中年っぷり。常連のフランシス・マクドーマンドアンチエイジング中年女となってタフに活躍?します。(彼女ってアキ・カウリスマキの映画に出てくるカティ・オウティネンにちょっと存在感が似てませんか)
結末までの流れも悪くないと思うけど、メインの出演者じゃなくてCIAに締めさせたので、ちょっとぼやけちゃったのでは?