映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

松林宗恵 監督「続・社長道中記」1292本目

1961年、前作と同じ年に出た続編です。なんというスピード!
ほぼテレビドラマの感覚で作られてたんでしょうね。
前回カタツムリ、マムシ、カエルの缶詰を開発したこの会社は、こんどは浜名湖の業者のうなぎを買い占めにかかります。
技術とか営業力とか、イノベーションとか新規性なんて言葉は一切出てきません。売りはお色気だけ!ここまでくると清々しい!ww むかしは一億総こんな感じだったのかなぁ?

登場人物とか設定が頭に入ってる分、続編のこの映画のほうが、頭を空っぽにして素直に楽しめたかもです。