映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ハーバート・ロス監督「ファニー・レディ」2315本目

1975年、「ファニー・ガール」から7年後。ニッキーをはじめとして、以前と同じキャストがたくさん出ています。もしかして黒人メイドも同じ人かな?と思ったら「ファニー・ガール」のエマはRoyce Wallace、「ファニー・レディ」のアデルはMitti Lawrence、別人でした。(KINENOTEのキャスト欄は7人しか載っていなくて、IMDBに当たった)

この映画は「ファニーガール」の続編なのかもしれないけど、「華麗なるギャツビー」とかにもっと近い。ショービズで成功した大人がうまく夫婦関係を作れずに孤独に生きていく話です。

バーブラはすでに大御所の雰囲気を漂わせていて、貫禄たっぷり。よく作ってある映画だけど、あまり強い印象は残しませんでした。

それにしても、やっぱりバーブラの衣装の胸の開きが広いな・・・。

ファニー・レディ (字幕版)

ファニー・レディ (字幕版)