「空気人形」でもピノキオでもなかった。あくまでも事実を客観的に、ファンタジー化せずに対処した映画だった。ハートウォーミング・コメディというジャンルかな?
これって多分、人形を亡き妻と思い込んでいる重い認知症のおじいさん、とかと似た感じなんだろうな。どこまでコミュニティの人々が協力して暖かく受け入れられるか、という。
ビアンカ(お人形)が、パーティではなんとなく華やかに、瀕死のときは顔色悪く、いろんな表情を見せるのが不思議でしたね。ライアン・ゴスリングはこの作品ではいい奴だけどイケてない地味な青年になりきれてました。
まさに、”期待せずに見たら意外と面白かった”ってやつ。優しい気持ちで見られました。