映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マルコ・ヴィカリオ 監督「続・黄金の七人 レインボー作戦」3205本目

性懲りもなく、またシックな窃盗団が強盗に励んでいます。今回は「峰不二子」役のロッサナ・ポデスタ嬢が中心。欠点のない顔立ち、豊満な体つき、なにかモニカ・ベルッチを思い出します。ここまで来ると「バーバレラ」byロジェ・ヴァディムっぽっくなってきますね。強奪するブツが金の延べ棒っていうのも、わかりやすすぎて笑えます。

全部終わった後で…「取り分は君と私で3500ずつだ」「他の6人は?」「ナシだ」というデジャヴなやりとりに続く、軽い裏切りのやりとり(笑)週刊誌のギャグまんがくらいの軽さがいいですね。この続編は、最初のが売れたので調子に乗ってる感じがあって、B級映画としては一流品でした。(皮肉じゃなく)