2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
佐藤泰志の原作作品がまだ作られてるんだ。なら見る。 誰かが感想に、彼の原作作品の中では一番結末が明るいと書いてたけど、そうだな。鬱屈しているばかりで、上手に作品として表出することもままならない男と、欠落だらけの女。私には今も山田裕貴の良さが…
懐かしい!田舎の子ども(私)は、この番組をただぼーっと眺めてるだけで英語が話せるんじゃないかと思ってたっけなぁ。テキストを買ったこともあるけどまったく何もわからなかった。でも洋楽はもう聞き始めてたから、カーペンターズ、レイ・チャールズ、サ…
沖縄の西表島の炭鉱で働くために台湾から移住してきて、そのままずっと住み続けている人々がいる。国と国の関係は時代によって、政治や経済の影響でどんどん変わっていく。宣伝はお金と嘘でいっぱいだけど、見せられた夢に憧れる人の多くは失望する。失望し…
「SKIN」を見たときの印象を思い出した。説明のない、コントラストの弱い白黒みたいなカラー映像。というより、昔よくあった赤黒の二色刷りみたい。(最近見ないな) 白い肌でスキンヘッドの男は目立つ。言葉も通じないジャングルみたいな場所として描かれて…
<結末にふれています> とてもベタで懐かしさのある作品で、見ているとなんだか温かい気持ちになります。この監督のデビュー作なんですかね?作っている人の朴訥なやさしさまで伝わってくるような気がします。 どなたかも書いていたけど、最後をアンハッピ…
「X」がサイコならこちらは「マルホランド・ドライブ」のような面がある。田舎のちょっと可愛い子がオーディションを受けても通らず、だんだん狂おしくなっていく(パールは最初から壊れてるけど)。それでも家を出てしまえばいいじゃないか、テルマ&ルイー…
ミア・ゴス出てるだけで不穏だ。それに、シチュエーションが「悪魔のいけにえ」みたいでもう怖い。奴らがゾンビじゃなくて人間なのが怖い。いかにも、やられてしまいそうな、ちょっと無軌道なアメリカの若者たちを見てるだけで、ハラハラする。 その後の成り…
ゲール語の映画です。どこのヨーロッパの国?という雰囲気がただよっています。喉を狭くしてグイっと息を吐きだす音はドイツ語のようでフランス語のようにも感じられる。 著名な作家の女性が図書館で自殺を図り、その娘である双子の女性たちがダイイング・メ…
この映画ぜったい見たことあると思うんだけど、記録がない。機内とかで見てそのまま忘れてたのか…。美波も加瀬亮も浅野忠信も覚えてる、もちろんジョニー・デップと真田広之と國村隼も。家が燃えたときショックだったのも、「嘆きのピエタ」のような入浴の写…
これも公開時に見逃して以来、レンタルDVDが見つからなくて見てなかったやつ。VODばんざいだ。 音楽好きの仲間がポーグスのことをよく話してたけど、私はほとんど聞かないままだった。シェインってやつは、俳優で似ている人がいるとすると、妖怪俳優ティモシ…
hideが亡くなった1998年に私は何をしてたか?IT会社の派遣から社員になったところで、「Pink Spider」が、当時契約してたケーブルTVのSpace Shower TVでヘビロテしてて、鮮烈な印象があったのを記憶してる。まさにこれから世界に打って出るぜ!というときの…
DUNE機内で鑑賞。スクリーン小さいけど、10年前とは雲泥の差。 Part2ではティモシー・シャラメ=アトレイデスが悪く成長した姿を楽しみにしてましたが、なかなかの迫力でしたね。声はエフェクトかけてるんだろうか。ゼンデイヤも野生の迫力が生きています。…
<ネタバレあるかも> すごい映画だった。映画の宣伝文句には「(サンドラの)人気作家としての知的なポーカーフェイスの下で、底なしの冷酷さと自我を爆発させる圧巻の演技」とあるけど、彼女の普段のありかたは、感情を抑えるのが苦手な私がああなりたいと…