映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2013-03-09から1日間の記事一覧

サム・ウッド監督「マルクス兄弟・オペラは踊る」280本目

1935年作品。 大好きなマルクス・ブラザーズの傑作と呼び名の高い作品です。 あー楽しかった。子どもに戻ってキャッキャ喜んでしまいます。楽しい音楽、ばかばかしい笑い、これって「ドリフ」が後に目指した世界ですね、、、って前にも書いたっけ。タイトル…

アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督「情婦マノン」279本目

1948年のフランス映画。「初のファム・ファタール映画」と言われてるらしいです。今ファム・ファタールと言われてイメージするのはナイスバディでアクションもこなす峰不二子的な女性じゃないかと思います。でもこの映画でセシル・オーブリーの演じるマノン…

園子温監督「夢の中へ」281本目

2005年作品。それほど売れてない劇団っていう、どっか寂しい切ない場所にいる、優しいけどちょっとゆるい男たち女たちが、誰が性病を移しただの何だの言いながら、くっついたり離れたりしてる。TVに出始めた俳優「鈴木ムツゴロウ」が酔っぱらって帰ってきた…