映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

2020-04-22から1日間の記事一覧

マーティン・スコセッシ監督「レイジング・ブル」2503本目

何回も見かかって、なぜかいまだに一度も最後まで見てなかった作品。いや、見たのかな。いろんな場面が記憶にある…弟と寝たな!って妻を殴る場面とか。 乱暴に殴り合う場面や激しい口論って苦手だし、男女が出てきても全然ロマンチックじゃなくて男の側の都…

瀬々敬久監督「楽園」2502本目

ストーリを追うのが辛いですね。わからなさすぎて…。 瀬々監督の作品はどうも、監督の思い入れが強くて、無理を通してしまっているような印象がずっとあるのです。どうにかして、見る人にもう少し親切にしてもらえないものか…。「伝わらなくてもいい」と思っ…

本多猪四郎監督「ガス人間第1号」2501本目

まぁ私もジャンル問わずなんでも見る方ですよね。 この映画はタイトルだけ見ると、おどろおどろしい、今見るとちゃちい特撮とか使ったパニック怪獣映画かなと思うじゃないですか。でも冒頭は、きょとんとした顔で立ち上がった銀行員の面々をなめるカメラ。ず…